こんにちは。離婚・浮気・不倫・モラハラ・・・夫婦問題・恋愛のお悩みをズバッと解決！ パートナーシップ コンサルタント竹内えつこです。

今日も『ココロノマルシェ』に届いたご相談にお答えします！！

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今日のお悩みはコチラです。

2人の問題

ご相談ありがとうございます。

結婚前の同棲でお義母さんも同居・・・それは・・・なかなか大変な状況だったと思います。

新生活を始める時はただでさえ慣れない環境なので、自分の生活のリズムを作るのが大変です。
そして、結婚する彼との暮らしをどうしていくか2人で考えるのも大変ですよね。

まるさんの場合は、それに付け加えてお義母さんのこともあるわけですから・・・何か言葉で伝えられなくても、意地悪をされなくても、自然にまるさんが『この家の嫁として（という考え方はいささか古いですが）ちゃんとしなければいけない！』と思われたとしても仕方ないと思います。

何も言われなくてもプレッシャーを感じますよねぇ。。。

まるさん、本当に頑張りましたね。

彼とお別れした今、まるさんはご自身のことばかりを責めていますが・・・今回のことは、そんなにまるさんだけが悪かったことなのでしょうか？

別に『この人のせいだから、まるさんがそこまで自分を責める必要はないよ！！』と言うつもりではないのですが、今は全てがまるさんの責任のように感じていらっしゃるようなので、そこはちょっと違う視点で考えてみられると良いかなぁと思いました。

心理学的には

パートナーシップの問題は、2人が作り出している

と言われます。

ケンカは1人ではできないものですよね。相手がいて、初めて成立するものです。
それと同じように、何らかの問題は2人で一緒に引き起こしていると考えられます。

その視点で考えると・・・今回の問題は、どうでしょうか？

＞お母さんにいつも監視されているようで、何事も完璧にしなければいけない、というような思い込みに押しつぶされそうになり、それを彼にぶつけてしまっていたようです。

＞それに耐えられなくなった彼が別れを告げてきたのですが、私の我慢の対象が彼ではなくお母さんだった事から、彼を好きな気持ちがなかなか抜けず、ずっと心に鉛を抱えているようで、苦しいです。

この中でのまるさんは

・お母さんに監視されているように感じていた
・何事も完璧にしなきゃいけないと思い込んでいた
・1人で我慢していた
・彼に気持ちをぶつけてしまった

ということですよね。

でも、これを彼の立場で見てみたらどうでしょうか？

・お母さんから監視されているように感じていたまるさんの気持ちに気づけなかった
・まるさんが感じているプレッシャーを軽減できなかった
・まるさんが1人で我慢している気持ちに気づけなかった
・まるさんの気持ちを受け止められなかった

ということになりますよね。

なので、今回の問題はまるさんだけが悪かった！ということではなく、2人で引き起こした問題なのではないでしょうか。

もしかしたら、彼はまるさんをケアできれば良かったのかもしれない。
もしかしたら、まるさんが彼にもっと弱音を吐けたら良かったのかもしれない。
もしかしたら、彼がまるさんのことを手伝ってあげられれば良かったのかもしれない。
もしかしたら、まるさんが完璧主義を手放せれば良かったかもしれない。

今では全て『たられば』になってしまいますが、こう考えるとどちらか一方が悪いわけではなかったと思えませんか？

まるさん、自分だけを責め続けるのはやめましょう。
2人の問題は2人で起こしたものですし、どんな結果であってもそれは2人で選んだことなのです。

被害者と加害者

今度は、彼の視点で考えてみましょう。

もしまるさんがご自身を責め続けているのと同じように、彼も自分をずっと責め続け、罪悪感を感じているのだとしたら・・・どう思いますか？
自分との結婚が上手くいかなかったことで彼が自分を責め続けているのだとしたら・・・想像するだけで辛い気持ちになるのではないでしょうか。

もし彼が自分の事を責め続けていたのだとしたら、そんな彼にまるさんはどんな声をかけてあげたいですか？

きっと、まるさんは『そんなに自分の事を責めなくて良いんだよ』『あなただけが悪いわけじゃないんだよ』『私はあなたのこと、許しているよ』と声をかけてあげるのではないでしょうか。

まるさんが彼の事を許せるのだとしたら・・・ご自身のことも許してあげませんか？

私は、精一杯頑張った。
私は、その時できることをした。

そうやって、ご自身のことを認めて、許してあげてください。

私だけが、上手くできなかった

のではありません。

2人とも、上手くできなかった

のです。

そして

2人とも、自分がその時できることを精一杯頑張った

のだと私は思いますよ。

恋人も夫婦も、対立するような問題がある場面では、被害者・加害者の立場になりがちです。
でも、その問題を引き起こしたのは2人なのだとしたら・・・どちらも被害者であり加害者になってしまいます。

ずっと被害者・加害者の気持ちを抱え続けるのは辛いものです。
それならば罪悪感を手放し、自分を許し、相手を許し、無害者の立場になるのが良いのではないでしょうか。

＞彼を苦しめてしまった自分も嫌ですし、こういう自分も嫌で、何とか考えないようにするのですが、思い出しては涙が出てきてしまいます。
＞彼を手放したいです。

苦しいから早く手放したい！というお気持ちはとっても良く分かります。
でも手放しにはタイミングがあり、そこまでに必要ばプロセスもあるんです。

まるさんが自分の事を責めるのをやめ、許せるようになると・・・自然に彼に感謝の気持ちが湧いたり、幸せを願えたりすると思います。

その時初めて彼の事を手放せるかもしれませんね。

これだけ人のことを想えるまるさんは、とっても優しくて女性らしい魅力がある方だなぁと私は思いました。
ぜひ、これを乗り越えて幸せになってくださいね。

応援しています♡

ご相談ありがとうございました。

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