【自分自身】過去のことを思い出して苦しくなってしまいます【お悩み相談】

2020.06.15
お悩み相談, 心理学, 自分自身の問題

こんにちは。生きづらさを自分らしさへ変えるパートナーシップコンサルタント Studio Sou 竹内えつこです。

今日の東京は30度越えですって！！！
毎日汗だくで不快・・・ということで、昨日からメントール入りのスースーする石けんを使うことにしました。
もちろん手作り！そして柿渋入り。
柿渋は体臭を抑える効果があるんですって！（加齢臭もね）
今年も自分の作った石けんが私を助けてくれそうです♡

柿渋メントール石けんが欲しい人はプレゼントしますので、セッションの時にお声がけくださいね〜。
今年もまだ大量に仕込む予定です。

今日も『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします！

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今日のお悩みはコチラです。

日常の中で過去のことを思い出して苦しくなってしまいます。

今まで上手くいかなかったこと、失敗したこと、怒られたこと、嫌われてしまったこと、冷たくされたこと、ひどい態度をとられてしまったこと、相手が機嫌が悪いので理由もわからず謝ってしまう自分など、小さい頃から現在まで日常の中で過去のことを思い出して苦しくなってしまいます。

昔のことを思い出してもしょうがないとは頭ではわかっていて、自己啓発本もたくさん読んでいるのですが、どうしてもやめられません。

仕事も上手くいかないことが多く、私にできること向いているものはあるのかなと思ってしまいます。

この性格をやめたいと思っていますが、抜け出せません。

何かアドバイスいただけたら幸いです。よろしくお願いします。

ゆかさん

完璧主義と自己肯定感

ご相談ありがとうございます。

過去のことを思い出してしまうのは辛いですよね。
過去ばかり見ていると、なかなか明るい未来を見よう！という気持ちにはなれないかもしれませんね。

今日は私なりに、ゆかさんがなぜ過去の出来事に囚われているのかを考えてみました。

①完璧主義
②自己肯定感
③罪悪感
④親の影響
⑤趣味

ざっとこんな感じかなー。と、今朝プールで泳ぎながら（私はよく泳ぎながら考え事をします）考えてみました。
もしかしたら今の状況の原因は、このどれかに当てはまるかもしれませんね。

まずは①からお話ししましょう！

①完璧主義

ゆかさんの中に『◯◯すべき』『こうあるべき』という信念があるのかもしれません。
過去の出来事以外にも『こうしなきゃ』とか『こうあるべき』で、ご自身の意見や行動を決めたりしていませんか？
そして、その信念に合わない自分はダメだと思い込んでいませんか？

ゆかさんが思い出している過去の出来事は、おそらくその信念とは合わないものです。

＞今まで上手くいかなかったこと、失敗したこと、怒られたこと、嫌われてしまったこと、冷たくされたこと、ひどい態度をとられてしまったこと、相手が機嫌が悪いので理由もわからず謝ってしまう自分など、小さい頃から現在まで日常の中で過去のことを思い出して苦しくなってしまいます。

どれも自分が『◯◯すべき』『こうあるべき』に従わなかった結果、起こったことだと思っていませんか？

もしかしたら今のゆかさんは『◯◯すべき』『こうあるべき』が強くなりすぎて、その信念に合わない過去の出来事を許せないから思い出しているのかもしれません。

この場合は完璧主義をやめる！信念を捨てる！というのは難しいので・・・完璧主義や信念を少しゆるめてみることから始めると良いと思います。

②自己肯定感

自己肯定感とは　ありのままの自分を受け入れること　です。
自己肯定感が低いと、自分のダメな部分を受け入れることができません。

今のゆかさんはどうですか？
自分のこと、好きですか？
それとも『私なんてダメなんだ』と、いつも自分を否定したり、自分を責めたりしていませんか？

自己肯定感が低い状態だと、つい自分のダメなところを責めてしまいます。
もしかしたらこれが原因で、過去の自分のことまで思い出してダメ出ししているのかもしれません。

この場合は自己肯定感を上げて『どんな自分もマル！』と思えるようになることです。
ダメな自分も『それが私だから、仕方ないよねぇ』と受け入れてあげられるようになると、過去の自分まで責めることはなくなるかもしれません。

罪悪感と親からの影響

③罪悪感

もしかしたらゆかさんの中に、罪悪感があるのかもしれません。

『誰かを傷つけてしまった』
『私は何もできなかった』
『私だけ恵まれていてごめんなさい』

などの罪悪感はありませんか？

罪悪感は上記以外にも色々な種類があるのですが、罪悪感を抱えていると『私は幸せになってはいけない』と思い込んでしまいます。
その為、無意識に自分が幸せにならないような選択をしたり、幸せにならない環境を作り出したりします。

ゆかさんの場合は過去の辛かった出来事を思い出し続けることで自分を過去の縛りつけておいて、自分に幸せな未来を見せないようにしているのかもしれません。
『私は幸せになってはいけない』のだとしたら、過去の出来事は自分が幸せになれない格好の証拠（理由）になりますよね。

あの時、人に嫌われるようなことをした自分は、幸せになってはいけないんだ！！

潜在意識はゆかさんにそう思い込ませようと、過去の出来事を繰り返し思い出させるのかもしれません。
この場合は罪悪感の原因を見つけ、少しずつ罪悪感を手放していきましょう。

④親からの影響

これは①と連動している場合もあります。

ゆかさんがご両親から『◯◯すべき』『こうあるべき』と教育を受けてきた場合、そのご両親の影響で①の状態に陥ることもあります。
またご両親が『◯◯すべき』『こうあるべき』という完璧主義なタイプで、ゆかさんが無意識にそれと同じような生き方をしているということもあります。
どちらも『◯◯すべき』『こうあるべき』ができないと、ご両親の気持ちに背いてしまったような気持ちになってしまいます。

ゆかさんは過去の出来事を思い出すことによって、今もご両親に『ごめんなさい』と言い続けているのかもしれません。
でも、本来はゆかさんの人生はゆかさんの人生で、ご両親のために生きているのではありません。
なので、自分の人生を取り戻す必要がありますね。

この場合はゆかさんとご両親の癒着を切るところから始めると良いと思います。