【自分自身】自営業ですが、お金のことが苦手です【お悩み相談】

2019.10.5
お悩み相談, 心理学, 自分自身の問題

『お金』は基本的に『良い』も『悪い』もないニュートラルな存在です。
そして人はお金に自分の感情や価値観を投影します。
その価値観はどこから来たのでしょうか？
今までの価値観を手放し、お金に感謝できるマインドに変えていきましょう。
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生きづらさを自分らしさへ変えるパートナーシップコンサルタント Studio Sou 竹内えつこです。

今日も『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします！

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今日のお悩みはコチラです。

ほんとはバリバリ稼ぐ自営業になりたいのですが、お金のことが苦手です40代　バツイチ、一人暮らし、女性。自営業を10年ほどしております。
今日はお金のこと相談させてください。

いい年をして、とよく思いますが、お金の話が苦手です。
高齢の母に対しても同様で、お金のこと話題になる度「いいから、いいから」と話題をかえるほどです。

大きい金額は勿論、少額でも同様です。
テレビで消費税増税とか、過払い金のCM、年金の話題も、
アレルギーがでそうなほどに嫌いです。

自営業ですが、はっきりいって、ここ数年あまり稼いでおりません。
一人暮らしなのをいいことに、生活を縮小させることで対処してきました。

ほんとはバリバリ稼ぐ自営業になりたいのですが。

両親は自営ですし、周囲も自営が多いので、自営業というのは、
自分の裁量がきく働きかたとして気に入っております。

会社員として大卒以降いろんな会社に勤めてきました。
でも、人間関係だったり、セクハラにあったりで転職回数は多く、
我慢しない働き方ということで自営を選びました。

・・・恥ずかしい話をします。
お金に関する書類は部屋に放置されています。
読みたくないんです。
だから、うっかりミスも多く、今日もカードの督促連絡が来ました
（すぐ振り込みました。落ち込んでます）

いま決して手元にお金がない訳ではありません。
でも将来が不安ですし、不安を見たくない気持ちが大きいです。

かいつまんでまとめましたが、伝わりますでしょうか？

根本さんのメルマガを読んでいて、
世の40代女性はパワフルで、恋愛や結婚生活で悩んでいるのに、私ときたら・・・と
落ち込むこともありますが、まずはしっかりとした経済生活をしたいです。

また結婚したいと思うこともありますが、
それは不安を解消したいだけなのでコンカツは辞めました。
一人は寂しいときもありますが、どこまでも気楽です。

わたしの状況、不安伝わっていますでしょうか。

どうしてこうも稼ぐことに臆病なのか、心理的に解き明かしていただく
、そしてアドバイスをいただければ幸いです。

何卒よろしくお願いいたします！

AIさん

お金のイメージ

ご相談ありがとうございます。

＞40代　バツイチ、一人暮らし、女性。自営業を10年ほどしております。

40代、バツ2、一人暮らし、女性。自営業8年目の私が（境遇が似すぎ！笑）ご相談にお答えします！！

お金のことが苦手なんですね。しかもアレルギーが出るほど・・・
それは深刻ですねぇ。
自営業って営業も広告も経理も全部自分でやらなきゃいけないので、お金のことから逃げ続けるわけにはいかないですよね。

同じ経営者としてアドバイスするならば『苦手な分野はアウトソーシングせよ！』ということになるのですが・・・多分それじゃぁ問題は解決しないですよね。

『お金』は基本的に『良い』も『悪い』もないニュートラルな存在です。
そして人はお金に自分の感情や価値観を投影します。
お金に対してポジティブなイメージを持っている人はお金をポジティブなものと捉えますし、逆にお金にネガティブなイメージを持っている人はお金をネガティブなものと捉えます。

今日はワーク盛りだくさん！な回答にしてみようと思います。

＜ワーク①＞
AIさん、以下の◯◯に当てはまる文章を30個書き出してみてください。

お金は◯◯である

＜ワーク②＞
AIさんが子どもの頃、ご両親はお金に関してどんな発言をしていましたか？
思い出せる限り書き出してください。

ワーク①で、AIさんが持っているお金のイメージ・価値観はどんなものだったでしょうか？
ポジティブなものが多かったですか？ネガティブなものが多かったですか？

次にワーク①の文章30個のうち、ワーク②と同じ内容のものは多かったですか？
もし同じものが多かったとしたら・・・AIさんの持っているお金のイメージ・価値観はご両親から引き継いだものだということです。
多くの人が自分の両親のお金の価値観を引き継いでいると言われています。
子どもの頃に両親が『お金は汚いものだ』と言っていたら、その価値観が刷り込まれます。

お金の話題に対してアレルギーが出るほどということなので・・・ご両親から引き継いだお金のイメージ・価値観があまり良くなかったのではないかと推測しますが、いかがでしょうか？

まずはこのイメージ・価値観をご両親にお返ししましょう。

＜ワーク③＞
ワーク①で出た文章をこう言い換えましょう。
口に出して読み上げてください。

お金は◯◯であるというイメージ・価値観は、お父さんとお母さんのものです。
お父さんとお母さんにお返しします。
今までありがとう。

1つずつ、読みげていってくださいね。

ここでちょっと私の話をさせてください。
私は昔、お金はあるのに、いつも『ない』と思っていました。
たくさん貯蓄があっても、『お金がない』といつも思ってしまっていたのです。
これはどこから来たのかというと、私の母から引き継いだイメージ・価値観でした。
うちは今は4人家族なのですが、父・姉は『お金はどうにでもなる！』という価値観、母と私は『お金はいつもない！』という価値観を持っていました。
父の価値観を引き継いでいたら、もっとお気楽な思考で生きてきたと思うのですが・・・オカンの影響力！手強し！！

それに気づいた私は、上記でご紹介したワークを行ってこのイメージ・価値観を母に返すことにしました。
ポイントは『こんなイメージ・価値観を私に引き継がせたお母さんが憎い！！』と思うのではなく、感謝ともにイメージ・価値観を相手に返すことです。
自分のイメージ・価値観ではなかったけれど、そのイメージ・価値観はある面では私のことを守ってきてくれたのだと思います（母の価値観のお陰で、私は今まで散財することはありませんでした）

ありがとうの気持ちと共に、お返ししましょう。