怒りの感情をを抑えたい理由は、周りの人への優しさからかもしれません。
自己攻撃をやめて、自分を受け入れると周りからの攻撃も気にならなくなります。
短所は見方を変えれば長所です。
短所も長所もたくさん持っているのが、個性であり、魅力なんだと思います。
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生きづらさを自分らしさへ変える パートナーシップ コンサルタント Studio Sou 竹内えつこです。
今日も『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします!
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ものすごく怒りが湧いてきた時、どう処理していいかわかりません。
職場の後輩の態度や、家族の言ったこと、友達の対応など。
私は怒るのも、怒られるのも苦手です。
親によく怒られたというのもあるとは思います。
人目も気にする方です。
私の怒りは、だいたいがバカにされた時です。人を見下す発言や態度は本当に嫌いです。
バカにしてもいい人と、この人はそこまでの仲じゃないっていう人がいると思うのです。
そこまでの仲ではない人にバカにされたり、後輩に舐めた態度を取られるとキレそうになります。
我慢は良くないと、よく聞きますが、逆に怒りの感情が湧いた時、どのように怒っていいかわからないです。
どう扱っていいのか、どう態度に出していいのかわからないのです。
でも、そのままほっておくと、益々イライラしてきます。
怒りと上手に付き合える方法があれば教えてください。
リリーさん
怒りを抑えるのはなぜ?
ご相談ありがとうございます。
ご自身の怒りの感情をどう扱っていいのか分からないということですね。
怒りの感情って、自分の中にためておくとどんどん大きくなって爆発しそうになりますよね。
>どう扱っていいのか、どう態度に出していいのかわからないのです。
リリーさんはこう書いてくださっていますね。
もしかしたら『うまく表に出せればいいけど、相手を傷つけるのは嫌だ』と思っていらっしゃるのではないでしょうか。
そう考えるとリリーさんって、とても周りの人を大切にしていらっしゃるの方なのですね。
ご自身の怒りの感情をどう扱っていいか分からないって、これはご自身のためだけではなく周りの人のためも考えてのご相談なのかなぁ・・・と私は感じました。
リリーさんって、とっても優しい方なのじゃないでしょうか。
周りの人を気遣わない人は、それこそ自分の感情がためずに外にぶちまけると思います。誰かの迷惑とか考えずに。
そして、怒っている時は誰かを傷つけてもなんとも思いません。自分の感情の処理を最優先するからです。
>そこまでの仲ではない人にバカにされたり、後輩に舐めた態度を取られるとキレそうになります。
こうご相談にはありますが、身近なお友達とか仲が良い方からバカにされたり(冗談だったとしても)して、キレそうになることはないのでしょうか?
もし、身近な方には怒りを感じないのとしたら・・・怒りを感じないように抑えているのではないでしょうか?
その理由は上記と同じなのですが、リリーさんは大切な方を傷つけないように、怒りの感情を抑えて閉じ込めているのではないでしょうか。
そして、その理由は・・・大切な人を大切にしたい。周りの人を大切にしたい。
大きな優しさからきているんだと思います。
もしかしたら自分の中には大きな優しさがあって、その優しさ故に怒りを我慢しようとしているのかもしれない。
そんな視点も持ってみてください。
怒りを我慢していませんか?
リリーさんは、怒りを感じた自分のことが嫌になるということはありませんか?
『こんな感情を感じてしまった自分は器が小さい』とか『怒りを感じてしまうなんて、自分は人間ができていない』とか。
もし、怒りを感じた時にご自身を責めているのだとしたら・・・それって、辛くないですか?
人は自分自身からは逃げることができません。
私には、自分が自分を責めることは一番大きな攻撃のように思えます。
自己攻撃すればするほど、自分のことを嫌いになるでしょうし・・・
もしかしたらリリーさんは普段からご自身の感情を抑えているのではないですか?
怒りだけではなく、こうしたい!とか、こうして欲しい!とか、そういう欲求も抑えていませんか?
心理学では『怒りは感情の蓋』と言います。
その下には本当の感情が眠っているのですが、リリーさんの場合はその怒りを封じ込めることによってご自身の欲求を抑えているように感じました。
私からのご提案は、まずはご自身の感情を感じることを許そう!というものです。
いきなり『怒りの感情を感じたから怒れ!!!』ということではないんです。
私は、今、何を感じてるのか?
これを自分自身と向き合って感じていくんです。
>私の怒りは、だいたいがバカにされた時です。人を見下す発言や態度は本当に嫌いです。
例えばこれです。
人を見下す態度を取られたとします。
リリーさんは怒りの感情を感じますよね。
きっと今までだったら、それをどう扱っていいのか分からないので我慢しようとします。
それを、こうしてみてください。
『私、怒ってるんだなぁ。バカにされたら、イライラするよね。人を見下す人って、嫌いだよね』
こんな風に自分が怒っていることをまずは認めましょう。
自分の怒りの感情に寄り添ってください。
そして次は、それを外に出しても良いと許可しましょう。
外に出す方法ですが、私はできれば人を傷つけないやり方が良いと思うので、ここはノートに書き出してみましょう!
怒りの言葉をどんどん書いていきます。
どんな汚い言葉でも大丈夫です!思いの丈をどんどん書きなぐっていきましょう。
『こんな風に言い返してやりたい!!』
と思った言葉も書いていきましょう。
感じること、そしてそれを外に出すこと。
ここから始めていきましょう。
怒りは自己攻撃
次は、ちょっと視点を変えてみようと思います。
>私の怒りは、だいたいがバカにされた時です。人を見下す発言や態度は本当に嫌いです。
>バカにしてもいい人と、この人はそこまでの仲じゃないっていう人がいると思うのです。
>そこまでの仲ではない人にバカにされたり、後輩に舐めた態度を取られるとキレそうになります。
心理学には『投影』という言葉があって、『全ての出来事は自分の心を外側に映し出しているものだ』という意味です(ざっくりですが)
つまり、今の状況はリリーさんが作り出しているんじゃないかなぁ?と思うのです。
どんなことでバカにされたかは具体的に書いていらっしゃらないので分からないのですが、例えば私は『ハゲ!』と言われたとしても全く気になりません。だって、ハゲていないからです。
でも、薄毛を気にしている方が『ハゲ!』と言われたらどうでしょうか?きっとすごく怒りますよね。
だって、ハゲを気にしているからです。
リリーさんも、もしかしたら自分が気にしている(または自分で自分を責めている)部分を指摘されて怒りを感じているのかもしれません。
どうでしょうか?
仲の良い人から言われたことは我慢するけれど(大切な人を傷つけたくないから)大して仲の良くない人から言われると・・・前述の薄毛の人のように怒りを感じるのではないでしょうか。
バカにしたり、見下しているのは・・・もしかしたらリリーさんご自身なのかもしれません。
短所は長所
怒りの感情を吐き出したあと、自分はどんなことをバカにされた時に怒っているのか考えてみましょう。
なぜ見下されると怒りの感情がわくのか、その理由を考えてみましょう。
それを思いつく限り書き出してみましょう。
書き出したものは、リリーさんがご自身を責めているところなんだと思います。
次はこれを、受け入れることをやってみませんか?
人に攻撃されるよりも、自己攻撃の方が何倍も辛いです。
リリーさんは、自分で自分を攻撃する代わりに周りの人を使って攻撃させているのです。
ちょっと屈折した形の自己攻撃だけど、自己攻撃には変わりありません。
良いところも、悪いところも、いろんなものを持ち合わせているのが人の個性だし、魅力だと思います。
短所も、見方を変えれば長所になります。
自分では嫌いなところも、人から見たらすごく大きな魅力に感じられることもあります。
自分の短所を受け入れるために、こんなことをしてみましょう。
短所 → 長所 への書き換えです。
例えば
せっかち → 時間を大切にする
ケチ → 倹約家、お金を大切にする
仕事が遅い → 仕事を丁寧にする
こんな感じです。
先ほど書き出してもらったものを一つずつ書き換えていきましょう。
そして、すべて自分の個性として自分を受け入れていきましょう。受け入れていくことで自己肯定感が上がっていきます。
短所も、長所も、個性です。
自分で自分を受け入れると、周りからの攻撃もなくなっていくと思いますし、バカにされるようなことを言われても気にならなくなります。
ぜひやってみてくださいね。
そしてその後、周りの人から『バカにされた!!』と思った時は『あ。私、また人を使って自己攻撃している!』と思ってみてください。
処理の仕方としては
怒りの解放 → なぜ怒りがわいたのか、理由を考える → 短所を長所に変換 → 受け入れる
こんなプロセスになります。
私の例ですが
とある日、すごくすごく久しぶりに会った男性に『えっちゃん、ちょっと太った?』と言われました。
『久しぶりに会ったのに開口一番それ!?ってか。女性に対してそんなこと言う!?』と、ショックだったのですが・・・気を取り直して翌日体重を測ってみたら、言われた通り増えていました(涙)
『私は人を使って自分に太ったことを知らせたんだなぁ・・・』
と思って、その後はダイエットに励みました。
これは相手も自分も責めずに、相手の言葉を自分の気づきに変えた例です。
『私はなんでこの人にそれを言わせたんだろう?』という視点を持つことで、いろんな事に気づくと思います。
それでは最後に
【えつこからズバッと一言♡】
他人を使った自己攻撃はもうやめよう!
ご相談ありがとうございました。
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