【恋愛】甘えてくるパートナーに腹が立つのは、インナーチャイルドの「私も甘えたい!」という声が聞こえるから【お悩み相談】

今も自分の中にいる子どもの頃の自分が『甘えたい!』と言っているのではないでしょうか。
甘えてくるパートナーに腹が立つのは、子どもの頃の自分を投影しているからかもしれません。

自分の中の依存をゆるすこと、そして自立を手放していきましょう!
まずは『甘える』練習をしてみませんか?

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思い込みを手放して、パートナーシップを改善・再構築!

パートナーシップ コンサルタント 竹内えつこです。

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今日のお悩みはコチラです。

甘えられるのが嫌

何度かこちらでご相談させていただいてます。
いつも思いによらないアドバイスですが、納得させていただいています。ありがとうございます。

いまの彼と付き合ってもうすぐ一年位です。
いつも優しく、親友みたいにいられるところが好きです。

彼は5歳年上なのですが、
甘えん坊で(弱みをみせてくる、少年みたいなときがある)、割り勘にしてくる(たまに多めに出してくれるけど私からしたらもっとだせよ?と思ってしまう)などと
頼りなく見えてしまうことがあります。
割り勘に関しては、かなり気になっていますが言えずにいます。(ほんとは全部出してほしい、それが自分だったら当たり前。だからかもしれません。)

それが、たまに「甘えんなよ!」と腹立たしく見えてきてしまいます。
わたしだったら、5歳年下の恋人だったらもっと尽くすし甘やかすなと思うのです。
毎回ではないですが、彼が甘えてきたがったら「拒否するのもわるいな…嫌われるかもしれない」と思って期待に応えようとしてしまいます。
わたしの長女らしい部分が存分にでそうになると、苦しくなります。「もっと甘やかされたいのに、こいつのせいで…」と少し思います。

あとは、「尽くしたら負け」と言う気持ちがあります。もともと尽くされたいタイプで尽くすのがそんなには好きではないです。
「男は甘やかしたらダメになる、ゴミクズになる」「尽くしたら愛されない」と思ってます。たぶん、弟2人のせいです。小さいときに2人からかなり嫌な思いをさせられてトラウマ?なんでしょうか。

長女で年下の人にはかなり甘く接してしまうタチで、年下の人のミスにはかなり寛容というかぜったい怒らないです。してはいけないことだみたいに思っています。
だからか、職場などでも年上で頑張ってなくて怠慢な先輩をみるとかなり怒りが湧いてきてしまいます。

なにかアドバイスいただけると幸いです。
よろしくお願いします。

れいさん

インナーチャイルドを癒す

ご相談ありがとうございます。

>それが、たまに「甘えんなよ!」と腹立たしく見えてきてしまいます。

なるほど・・・

これの『甘えんなよ!』の裏に気持ちが隠れているとしたら、どんな気持ちだと思いますか?

>わたしの長女らしい部分が存分にでそうになると、苦しくなります。「もっと甘やかされたいのに、こいつのせいで…」と少し思います。

ここに↑れいさんご自身も書いてくださっていますが、きっと『甘えんなよ!・・・・私だって甘えたいのに!!』ですよね。

れいさんは弟さんが2人いらっしゃるということなので、おそらく子どもの頃は自分が両親に甘えるというよりも弟さんに甘えられる場面が多かったのではないでしょうか。

もしかしたらご両親から『お姉ちゃんなんだから』と言われたこともあるかもしれません。

弟さん2人を甘やかしたり面倒を見たりしてきたことで、れいさんは年下の人に対しては寛容になれるようになりました。

でも子どもの頃に自分が甘える事ができなかっただけに、年上の人が『甘える』ということが許せません。

それは年上の人に過去の自分自身を投影している(重ねて見ている)からなのではないでしょうか。

今の彼に対して過去の自分を重ねて見ているので『年下に甘えるなんて信じられない!私はできなかったのに!!私だって甘えたかったのに!!』と思ってしまうのではないでしょうか。

ということは、れいさんの中には今も『私だって甘えたい!』という気持ちがあるのだと思います。

れいさんの中にいる子どものれいさんが『甘えたい!』と今も言っているのではないでしょうか。

自分の心の中にいる、子どもの頃の自分は『インナーチャイルド』と呼ばれます。

インナーチャイルドは、自分が閉じ込めてしまったネガティブな感情のことでもあります。

インナーチャイルドを癒すには、閉じ込めてしまった感情を感じること、気持ちに寄り添ってあげることが必要です。

子どもの頃の自分に声をかけてあげるとしたら、どんな声をかけてあげたいですか?

また、子どもの頃に感じていた気持ちを書き出してあげることも有効だと思います。

子どもの頃の自分に寄り添ってあげてくださいね。

自立を手放す

次はちょっと違った見方をしてみましょう。

弟さんたちの面倒を見ていてご両親に甘えられなかったということは、れいさんは子どもの頃から自立することを求められたのだと思います。

『お姉ちゃんなんだから◯◯しなさい』と言われたことで、『私は甘えられないんだ』と傷つき自立せざるを得なかったのです。

自立の世界は

・1人で頑張る
・正しさにこだわる
・感情を閉じ込める

こんな世界です。

自立の人は依存の人を見ると許せない気持ちが出てきてしまいます。

それは、依存時代に傷ついて自立したという経緯があるからです。

自分の中の『甘えたい!』という依存心を閉じ込めて自立したので、彼の言動に腹が立つのだと思います。

今のれいさんに必要なのは、自立を手放すことではないでしょうか。

急に彼に甘えるというのは難しいと思います。

まずは『甘える』練習をしてみませんか?

お買い物に行った時、お店の人に『この商品はどこにありますか?』『違う色はありませんか?』『違うサイズはありませんか?』などと聞いてみてください。

きっとお店の人は親切に教えてくれたり、商品を探してくれたりすると思います。

『そりゃ、お客さんが聞いているんだから当たり前だよね』と思うと思いますが・・・これは練習です!

『私がリクエストしたら、相手は答えてくれる』つまり『私が甘えたら、相手は受け入れてくれる』というのを意識的に行動してみるという事です^ ^

お店の人がクリアできたら、次は信頼できるお友達に何かを頼んでみましょう。

そして次は・・・というように、徐々に段階を上げて『甘える』を実践して行ってください。

『甘える』側の気持ちが少し理解できるようになるのではないでしょうか。

そして、彼に対しても少しずつ甘える事ができるようになってくると思いますよ。

>割り勘に関しては、かなり気になっていますが言えずにいます。(ほんとは全部出してほしい、それが自分だったら当たり前。だからかもしれません。)

今は怒りが先に立っていて言えずにいる割り勘問題も『たまにはご馳走してくれると嬉しいな♡』と可愛く言えるようになるのではないでしょうか。

『自立・依存』に関しては、3月に心理学講座を開催します。

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この講座では、自分の中の依存をゆるすこと、そして自立を手放す事についてもお話しします。

きっとれいさんの役に立つ内容だと思いますよ。

良ければご参加くださいね。

ご相談ありがとうございました。

竹内えつこでした。

ブログの感想などは、下記のコメント欄または

info@counseling-sou.com

までメールをお送りくださいませ。

また『私の場合はどうなのかな?』『私も相談したい!』という方はメールでご相談をお送りください。

ブログ上でお答えします^ ^

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