【夫婦関係】夫の言動にイライラする!変わるべきは夫?私?パートナーシップのすれ違いを回避する為の対処法【お悩み相談】

関係が近い人には『分かって欲しい!』と思ってしまうものです。

でも、パートナーと自分とは違う人。
お互いの違いを認めることで、相手に質問したり自分の気持ちを伝えることができるようになります。

男女の違い、コミュニケーション方法について解説します。

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思い込みを手放して、パートナーシップを改善・再構築!

パートナーシップ コンサルタント 竹内えつこです。

今日も『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします!

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今日のお悩みはコチラです。

体調を気遣う言葉もない夫が憎い

30代、夫と娘と暮らす共働きの女性です。とにかく夫にイライラします。

先日第二子を授かったのですが妊娠初期で残念ながら流産してしまいました。
お腹の中に残っていた亡くなった赤ちゃんは手術を待つ間に自宅で出て来たのですが、その時血が止まらなくて悲しくて辛かったのに夫は外にタバコを吸いに行っていていくら電話をかけても出ないし、3歳の娘が私を心配し寄り添ってくれました。
そのあとのんきに帰ってきた夫に激昂してしまいました。
そもそも手術をすると決まった時も夫は仕事を休んで付き添おうかとも言いませんでした。普通に仕事に行って残業をする予定でした。
ことの重要さがわかってないように見え、あまりに悲しかったので義母に電話して怒ってもらったり私も何度も怒鳴ってしまいます。

いつも心配していないわけではない、私が大切とは言いますが、私が期待しすぎなのか、
言われてからやっと行動が伴う感じです。
言われて仕事は定時で上がってきますが、
帰ってきても私に体調を尋ねるでもなく自分のことをやり始める夫にまたブチギレ。

幸い、娘も実の母も、義母も私のことを心配してくれて仕事を休んで療養していますが家に夫が帰ってくるだけでイライラします。

夫から離れれば冷静になって、夫なりに一生懸命やって、夫なりに流産してしまったことが悲しい、本当に何をすればいいのかわからないようなのは理解できますが、
自分で考えない言われないとできない夫のポンコツ具合にあきれます。自分だけのんきにしている夫が心から憎くて悲しいです。
私が怒るから言われた通りに、余計に考えないような気もしています
娘の方がよっぽど頼りになります。

娘の前で怒鳴ってしまう日々が続いていてそんな自分も嫌いだし、娘への悪影響が心配です。
何度もおんなじようなことで喧嘩しており、その都度夫に私が激昂して夫が謝り、私のイライラが収まったらまたいつも通り。
私も上手く伝えられないのでこの本を読んで対応を学べと言っても読まないのでもっとイライラします。
もしかしたら夫は発達障害があるのかとか、大事なのは自分をまず癒すことと思っていますが、わたしは夫に寄り添ってもらって、お互いに支えられるパートナーになりたいのに全く上手くいってません。

私はやや感情的な母、無口で私が学生の頃に病気をして障害がある父のもとで育った長女で妹がいます。
夫は歳の離れた兄がいて両親は離婚しています。結婚してから夫の父親が亡くなり連絡がありましたがお葬式にも行きませんでした。

私がイライラせずに良好なパートナーシップを築き、娘も子どもらしく元気に過ごすためにはどうしたらいいでしょうか。

あこさん

男女で起こるすれ違い

ご相談ありがとうございます。

>先日第二子を授かったのですが妊娠初期で残念ながら流産してしまいました。

そうだったのですね・・・
それはお辛い経験をされましたね。。。

その後、体調はいかがですか?

あこさんのお身体にも負担がかかったと思いますし、何よりもお子さんを見送らなければいけなかったのは本当に悲しいことだったと思います。

まずはご自身の心と身体のケアを優先してくださいね。

この先のアドバイスは少々厳しい内容もありますので、もう少し心が元気になられてからお読みいただければと思います。

=====

>いつも心配していないわけではない、私が大切とは言いますが、私が期待しすぎなのか、
>言われてからやっと行動が伴う感じです。

確かに・・・男性って察する能力がない人が多いので、いちいち言わないと分からないのですよね。

>夫から離れれば冷静になって、夫なりに一生懸命やって、夫なりに流産してしまったことが悲しい、本当に何をすればいいのかわからないようなのは理解できますが、
>自分で考えない言われないとできない夫のポンコツ具合にあきれます。自分だけのんきにしている夫が心から憎くて悲しいです。

女性は感情を中心に物事を考えますが、男性は思考を中心に物事を考えます。

なので、何が出来事が起こったら・・・女性は感情に共感して欲しいと考えますが、男性はこの出来事に対して何をしたら解決できるか?を考えます。

ここで大きくすれ違っているのです。

今回の件に関しては、あこさんがおっしゃる通り旦那さんは本当に何をすればいいのか分からなかったのだと思います。

考えようにも自分の経験からのデータがなさすぎて、考えられなかったのではないでしょうか。

男性は妊娠経験も生理も経験したことがないので(当たり前ですが)それがどれだけ大変なことなのか辛いことなのか、想像できなかったのだと思います。

私たちは色々な自分ルールを持っています。

心理学的には観念とか信念とかビリーフと言ったりもします。

そして、自分が持っているルールと同じルールを相手も持っていると思いがちです。

特に身近な人にはそう思いがちになります。

他人に対してはそこまで思わなくても、関係が近くなればなるほど『自分と同じでいて欲しい!』と願うので、それが強く出てしまうのです。

あこさんは『普通、こういう状況の時は◯◯でしょ!?』と思われると思いますが、残念ながら旦那さんの『普通』はあこさんの思っている『普通』とは違うのです。

それを知らないと、これからもすれ違い続けてしまうと思います。

まずは自分と相手とは違うということを知って受け入れることが大切です。

簡単なアファメーションをご紹介します。

私は私 旦那さんは旦那さん

私の価値観は私の観念 旦那さんの観念は旦那さんの観念

こうやって相手と自分との間に線引きができるようになると、この問題を解決していくことができると思いますよ。

まずはアファメーションを続けてみてくださいね。

パートナーシップに大切なこと

自分と相手の間に線引きができるようになると、相手の気持ちを理解するために質問ができるようになります。

また相手に自分の希望を伝えることができるようにもなります。

>私が怒るから言われた通りに、余計に考えないような気もしています

今は旦那さんは何も言えなくなってしまっているのだと思います。そして思考停止状態なのではないでしょうか。

あこさんの思う『普通』『常識』が分からないので、怒られないように思考停止して従うしかないのです。

自分と相手との間に線引きができるようになると、旦那さんにこんな風に質問できるようになります。

『手術の時、なんで仕事に行こうとしたの?』

もしかしたら

『いても自分は何も役に立たないと思うから、それなら仕事した方が家族のためになると思った』

という回答が返ってくるかもしれません。

旦那さんは仕事をすることで家族の為に役に立ちたい!と思ったのかもしれないですよね。

でもそれは、質問しないと分からないことだと思います。

そして、自分と相手との間に線引きができるようになると、こんな風にも伝えられるようになると思います。

『あなたはそういう風に考えていたんだね。でも私はあの時はすごく悲しかったし辛かったから、何もできなくてもあなたに側にいて欲しかったんだ』

旦那さんはこのあこさんの気持ちを知らなかったのです。

なので『ことの重大さが分かってない!』と怒鳴られても、何も言えなかったのではないでしょうか。

近い関係だからこそ『分かって欲しい』と期待してしまいますが、期待は裏切られるものです(涙)

パートナーはそもそも他人です。そして男女の考え方の違いもあります。

だから、お互いを理解する為にコニュニケーションが必要なのです。

怒りを使って相手をコントロールすることができても、相手が自分を理解してくれたことにはなりません。

相手のことを知ること、自分のことを知ってもらうこと。

面倒だと思われるかもしれませんが、良いパートナーシップを築く為にはひとつづつ積み上げていくことが大切なのです。

変わるべきは誰?

最後は違う視点から考えてみたいと思います。

>私はやや感情的な母、無口で私が学生の頃に病気をして障害がある父のもとで育った長女で妹がいます。

あこさんとご両親との関係が、旦那さんとの関係に影響しているのかもしれません。

あこさんは感情的なお母さん、障害があるお父さんの元で育った長女だということですが、もしかしたら子どもの頃ご両親に甘えられなかったり、優等生でいたりしていたのかもしれませんね。

『お姉ちゃん』だから、妹の面倒を見なきゃ!
お父さんが病気で大変だから、ワガママは言っちゃいけない!
感情的なお母さんの機嫌を損ねないようにしなくっちゃ・・・!

こんな風に自分の感情を抑えて我慢していたのかもしれません。

旦那さんと結婚したことによって、自分の気持ちを受け止めてくれる人が現れたと感じて『私のことを分かって!』という気持ちが出てきたのかもしれませんね。

>何度もおんなじようなことで喧嘩しており、その都度夫に私が激昂して夫が謝り、私のイライラが収まったらまたいつも通り。
>私も上手く伝えられないのでこの本を読んで対応を学べと言っても読まないのでもっとイライラします。

この文章からは

私を理解するのはあなたの役割!
あなたは私を受け止めるべき!

という印象を受けました。

でも変わるべきは旦那さんではなくて、あこさんご自身だと思います。

ご両親との関係と向き合うことで、旦那さんとの関係も変わってくると思いますよ。

一度、カウンセリングでご相談されてみてはいかがでしょうか。

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ところで。
2024年1月からパートナーシップに役立つ心理学セミナーを開催する予定です。

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という方にはぜひ!!受けてもらいたいセミナーです。

12月に入ったら告知しますので、お楽しみに♡です。

ご相談ありがとうございました。

竹内えつこでした。

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