こんにちは。離婚・浮気・不倫・モラハラ・・・夫婦問題、恋愛のお悩みをズバッと解決! パートナーシップ コンサルタント竹内えつこです。
今日も『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします!
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今日のお悩みはコチラです。
落胆するのが怖くて期待できない
私は何事も最悪な状況を想定して覚悟をして結果を待つという癖があります。
期待してそれが裏切られた時の落胆が恐いからです。
おそらく子供の頃、両親に期待して「◯◯していい?」と聞いたことがことごとく否定され「期待するのはやめよう」と思ったことから続いています。
たしかに大きく落胆することはない一方、
最悪なことを想定している=心のどこかでそうなることを願っているからなのか、
すごくいい結果を招いたこともないし、大抵悪い予想通りになります。できれば明るい考えで生きていきたいと思います。
どうしたらこの癖を改善できるのでしょうか。
アドバイスをお願いします。
ゆりさん
期待は裏切られる
ご相談ありがとうございます。
心理学の世界では
期待は裏切られる
ニーズは叶えられない
と言います。
こう書いてしまうと『最初から身も蓋もない・・・!!』と、ゆりさんは思われてしまうと思いますが(なら書くなよ!と言うツッコミは謹んでお受けします^^;)実はこの『期待』や『ニーズ』の裏には『どうせ期待しても叶えられない』という思いが隠されているのです。
ゆりさんの場合は
>おそらく子供の頃、両親に期待して「◯◯していい?」と聞いたことがことごとく否定され「期待するのはやめよう」と思ったことから続いています。
ということなので、子どもの頃から『私がしたいと思ったことは否定される』『私が期待しても叶えられない』という思いが潜在意識の中にあったのだと思います。
>最悪なことを想定している=心のどこかでそうなることを願っているからなのか・・・
ゆりさんもこう書いてくださっているように、現実としては期待は叶えられていない状況ではあるのですが、潜在意識の期待(『私が期待しても叶えられない』)は叶っているということになるのです!
現実では叶っていないのに、潜在意識的には叶っているって・・・なんか変な感じですが、意識のメカニズムはこうなっています。
起きている物事は全て自作自演
という言葉がありますが、顕在意識は『そんなの嫌だ!』と考えていても、潜在意識が自分で今の状況を作り出しているのです。
では、これをどう変えていけば良いのか?ということなのですが、いくつか方法があると思います。
今日は、そのうちの1つをお話ししますね^ ^
子どもの頃のゆりさんとご両親との関係に向き合ってみましょう。
ゆりさんの世界の中では『私の期待を両親はことごとく否定した』となっていると思います。
まずは、その時に感じていた悲しみや悔しさなどの感情を出してしまいましょう。
おそらく、子どもの頃のゆりさんはご両親から否定されたことで、自分の気持ちを閉じ込めてしまったのではないかなぁ?と思うんです。
なので、その閉じ込めた感情を解放するところから始めましょう。
今もゆりさんの潜在意識が『私が期待しても叶えられない』という観念を握りしめて離さないということは、これは見方を変えると『自分が期待を叶えられない状況を作ることで、ご両親に復讐している』とも考えられると思います。
復讐と言うとちょっと物騒ですが、書き方を変えると・・・
今の状況を自ら作ることで、ゆりさんは『私がいつまで経っても期待を叶えられないのは、お父さんとお母さんのせいだからね!!!』と言い続けているということになります。
子どもの頃の感情を解放することで、当時の自分の気持ちを受け入れて寄り添うことができます。
そして、自分の気持ちを受け入れて寄り添うことで、『あの時、私の期待を叶えてくれなかったじゃないか!!』というご両親への復讐心のようなものも薄らいで来るのではないでしょうか。
これをすることで、ご両親への復讐の為に自作自演を続けるのではなく、相手を許していく方向に進んでいけると思いますよ。
今はプロセスの途中
次はちょっと視点を変えてみましょう。
>私は何事も最悪な状況を想定して覚悟をして結果を待つという癖があります。
>期待してそれが裏切られた時の落胆が恐いからです。
>すごくいい結果を招いたこともないし、大抵悪い予想通りになります。
なるほど。。。
ゆりさんの中では、例えば【A】という期待を叶えられなかったら、それは全て『悪い予想通り』になるのでしょうか?
その考え方だと、期待した時に【A】が叶わないと、全てダメ!ということになってしまいますよね。
でも。
『今は【A】を叶えるためのプロセスなんだ』と違う視点で捉え直してみるのはどうでしょうか?
私は先日、スタジオの近所のイタリアンに一人でランチをしに行きました。
前に行った時に、ランチメニューのサラダの盛り加減が良く(サラダでお腹いっぱいになりそうなくらい盛り盛り♡)私好みの味のカルボナーラだったからです。
でも。
その日は土曜日だったからか、サラダの盛りはちんまりとしており、更に新しいキッチンスタッフがカルボナーラを作っていたようで(キッチン前のカウンター席だったので、キッチンの人のやり取りを聞いて判明)残念ながら私の好みの味のカルボナーラではありませんでした・・・( ; ; )
その日は『元気がない自分を励ます為にそのお店に行ったのに!!!』と、もちろん私は落胆したのですが、気を取り直してこう考えたんです。
『次はきっと美味しいカルボナーラに出会えるに違いない!』
そして、こうも考えました。
『もしかしたら、他のお店で私の運命カルボナーラに出会うことができるかも!!??』
・・・なんか食い意地がはったお話で恥ずかしいのですが(笑)今のこの状況は、目標を叶えるためのプロセスなんだ!と考えることで、ガッカリ度合いも変わってくると思いませんか?
【A】が叶わなかった → 期待が叶わなかった最悪の結果
ではなく
【A】が叶わなかった → 今は【A】を叶えるプロセスの途中なんだ
と考えてみると、随分と気持ちが楽になると思いますよ。
『今日は残念だったけど、楽しみを先にお預けしておこう♡』と捉え直すことで、落胆したとしても復活するのが早くなると思いますし、最悪の結果になったとしても、その状態から期待が叶うことで喜びも大きくなるのではないでしょうか。
そうやって自分のご機嫌をとっていくことができるようになれば、期待が叶えられないことも怖くなくなるのではないでしょうか。
ゆりさんのご参考になれば幸いです。
ご相談ありがとうございました。
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