こんにちは。
パートナーシップ コンサルタント Studio Sou 竹内えつこです。
突然ですが、今日からたまにQ&Aシリーズをお届けしたいと思います!
と言うのも、先日クライアントさんからご質問をいただいたからです。
ということで、今日の質問はコチラ!
【本日のQ】
カウンセラーさんのブログを読んでいると、なんでも『問題が起こったら自分軸で考えてみよう』って書いてありますけど・・・相手に怒っちゃダメなんですか?
確かに。
私のブログでもお悩み相談の回答として『その問題を自分軸で捉えてみましょう』と書くことが多いと思います。
でも・・・そうですよねぇ。
『そんな事、急に言われても・・・』って思う人もいますよね。
『問題が起こったら自分軸で考えてみよう』って言葉は、もしかしたら『問題が起こったのはあなたのせいですよ!』と受け取ってしまう人もいるかもしれませんね。
私たちのように心理学を勉強していたり、心理学の本やブログを読んだりしている人は『問題が起こったら自分軸で考えてみよう』と言われたら『そうか!自分軸ね!』って思えるかもしれないですけど、『自分軸って何?』って思った方や『え?問題って自分のせいなの?』って思ってしまった方には、もっとそれ以前の説明が必要だなぁと思いました。
なので、今日は問題が起こったときの心理学的なアプローチについて説明してみたいと思います。
まずは怒ってもOK!
とりあえず今日は『彼が仕事が忙しくて、なかなかデートができない』という例で説明することにしましょう(これは私のプライベートの問題ではありません!ええ!決して!!!笑)
彼と会いたい彼女としては、当然寂しさを感じますよね。
そして、段々となかなか連絡をくれない彼に、デートができない彼に腹が立ってきます。
『なんでそんなに仕事ばっかりなのよ!!』
『私のことは放っておいても良いって思ってるの!?』
『私のこと、大切に思っていないんじゃないの!?』
まぁ・・・こんな感じで腹が立ちますよね。
恋する乙女(笑)の端くれとして、私もこの気持ちはよく分かります。
で。
最初は怒って良いと思うんです。
なんで!?ひどい!!!
アイツ(彼氏)が悪い!!!
私は何も悪くない!!!
こんな風に思っているのだとしたら、まずは我慢せずにその怒りを発散させた方が良いと思います。
もちろん彼氏にぶつけるのではなく、紙に書き出してみたり、お友達やカウンセラーに愚痴ってみたり・・・一旦は自分の怒りを外に放して(話して)しまいます。
ここで怒りを我慢してしまう方も多いと思うのですが、怒りは溜め込めば溜め込むほど、厄介なことになります。
必要以上に相手に強くぶつけてしまったり、怒りで自爆してしまったり、自分自身を傷つけてしまったり・・・
そうならないように何か怒りを感じたら、まずは放してしまうことを私はオススメします。
紙に書き出したり、誰かに話す方法でなくても、自分にとって気分転換になること(お買い物、スイーツを食べる、カラオケ、運動、映画鑑賞など)で発散してもOKです。
とにかく、怒りは溜め込まないこと。
なので、この時点では相手に対して怒っていて構いません。
『彼め!!こんなに私に寂しい思いをさせやがって!!!氏ね!!!』と思ってもOK(笑。大好きな彼にそこまでは思わないか?)
まずは怒りを出してしまいましょう。
怒りよりは悲しさが出てきた場合も同様です。
我慢せずに、思いっきり悲しんでくださいね。
他人軸 と 自分軸
そして怒り(または悲しさ)を出した後、少し落ち着いて考えてみて欲しいんです。
私はなんでこんなに怒っているんだろう?
そして自分の心と向き合ってみると
『なんでそんなに仕事ばっかりなのよ!!』
『私のことは放っておいても良いって思ってるの!?』
『私のこと、大切に思っていないんじゃないの!?』
この気持ち(怒り)の裏には
大好きな彼ともっと会いたい
私のことを大切にして欲しい
こんな気持ちがあることに気づくと思います。
怒りを抱えたままでいると、怒りに気を取られて自分の本当の気持ちに気づくことができません。
そして、怒りを抱えたままでいると自分の怒りの原因は全て相手にあると思ってしまいますので、相手が変わることでしか自分の気持ちを変えることができない状態になってしまいます。
彼が私とデートしてくれたら、私は嬉しい → 怒りがなくなる
彼が私とデートできなかったら、私は悲しい → 怒ったまま
こういうことになりますよね。
これは自分の感情を相手に委ねている『他人軸』な状態です。
『他人軸』は、自分の感情が相手の言動に左右されている状態です。
自分で自分の気持ちをコントロールすることができずに、自分の感情が相手に振り回されてとても辛い状態です。
私の喜びも、失望も、全ては相手次第
そして、それは
問題解決は相手しかできない
ということにもなってしまいます。
なので、ここで大事なのは『自分軸』で考えるということです。
『自分軸』は自分の感情を中心に考えることです。
私はどう思っているのだろう?
私はどうしたいのだろう?
自分に常に問いかけて考え、行動するのが自分軸の状態です。
自分軸でいると、相手の言動に振り回されることがなくなります。
相手が何かのリアクションを起こした時、それに一喜一憂するのではなく『相手はこう言っているけど、私はこう思う』と、自分の気持ちを中心に考えることができるからです。
自分軸で問題を捉え直す
問題が起きたときに『自分軸で考える』ことを私が勧めているのは、
問題を自分軸で捉えることができるようになれば、問題解決は相手ではなく自分次第になる
と思っているからです。
他人軸の状態で今回の問題を解決しようとすると・・・
彼氏が変わること = 問題解決
なのだとしたら、問題解決を相手に委ねてしまっていることになりますよね。
他人軸の状態だと、自分で問題を主体的に考えることができなくなってしまいます。
問題が解決しないのは彼が悪いから・・・これでは、何も状況は変わらないですよね。
でも、ここで問題を自分軸で捉えることができたらどうなるでしょうか。
自分軸で問題を捉える時のポイントは
なぜこの問題は起きたのだろう?
なぜ今、この問題が私に必要なのだろう?
という視点で問題と向き合ってみるということです。
相手や自分のせいで問題が起きたのではなく、なぜ問題が起きたのか、なぜ問題が必要だっのたか?という視点で考えてみます。
この考え方は問題解決を相手に委ねず、自らが主体的に問題解決に取り組もうとする考え方です。
今回の例だったら、なぜこの問題が起きたかというと・・・
・自分が彼のことをとても大切に思っていることを実感するため
・彼をもっと信頼することが大切だと気づくため
・会えない時も何か彼のサポートができないか考えるきっかけとして
・彼以外にもっと自分が夢中になれることを探すきっかけとして
・彼にもっと愛されるためにも自分磨きを始めるきっかけとして
・もっと自分を大切にするべきだということに気づくため
・もっと自分にふさわしいパートナーが他にいるかもしれないと気づくため
もっと他にも考えられると思います。
こんな風に今回の問題を自分軸で捉え直すことができると、自分自信が問題解決のために行動することができますよね。
自分軸で問題と向き合うことができたら、アプローチは違いますが、問題解決を相手に委ねずに自分自身で問題解決に向かうことができます。
問題が起きたら『相手が悪い!!!』と、ずっと思い続けているよりも、自分軸で問題解決ができるのだとしたら・・・良いですよね。
【本日のA】
相手に怒ってもOKです!でも、そのあとで問題を自分軸で捉えることができると・・・自分主体で問題解決に取り組むことができますよ。
ご参考になれば幸いです♡
心理学やカウンセリングに関する素朴な疑問や『今さら聞けないけど・・・』というお声をお寄せください。
ブログ上でお答えします!
info@counseling-sou.com
までメールをお送りくださいね。
ではまた。
ブログの感想などは、下記のコメント欄または
info@counseling-sou.com
までメールをお送りくださいませ。
☆★☆お知らせ☆★☆
このブログの更新情報などをメルマガでお届けします!
メルマガは
・お悩み相談 / ブログ
・今日の【恋愛のお作法】
・セミナー情報
・メルマガ読者限定セッションのご案内
の内容でお送りします。
ほぼ毎日20時頃にお届けします。
ご登録はコチラからどうぞ!
Studio Sou 竹内えつこ メルマガ登録
==============
・共感だけのカウンセリングじゃ物足りない!
・スバっと言ってもらいたい!
・現実的で理論的なアドバイスが欲しい!
そんなあなたをお待ちしています♡
対面セッション【東京 恵比寿・オンライン】
※お悩みに合わせたアロマを使用した アロマハンドトリートメントつき♡(対面のみ)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
セッションメニューを見る
【インスタ始めました!】
良ければフォローお願いしますっ!!!
下記アイコンをクリックしてね!
counseling_sou
【LINE@やってます!】
LINE@ではぷちお悩み相談(一往復 無料!)をやっています。
お友達登録お願いします♡
もっと詳しくStudio Souについて知りたい方はホームページへ
Studio Souは東京 恵比寿にあるカウンセリングルーム。
離婚・浮気・不倫・モラハラなど、夫婦関係・恋愛に関するカウンセリング、悩み相談を行っています。
様々な問題をズバッと解決する提案型カウンセリングです。
Studio Sou HP
この記事へのコメントはありません。