こんにちは。生きづらさを自分らしさへ変える パートナーシップ コンサルタント Studio Sou 竹内えつこです。
今日も『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします!
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今日のお悩みはコチラです。
家族と居ると孤立することについて
俺は、家族と居てよく、というか昔からいつの間にか一人ぼっちになっていることが多いです。
一番初めに生まれたというのもあるかもしれませんが、何か他に考えられそな理由はありますか、親との関係とかでしょうか。←親とは下の兄弟達の方が自分より仲が良いと思っています。あまり親などに甘えたと思わずに、小さい頃は過ごしていた感じがあります。
それと、家族の中で孤立するということはありえるのでしょうか、他にしていそうな人に出会ったことがなく、また、周りは家族と話せていることが多そうで、前までとても羨ましかったです。←今は嫉妬心や羨ましい気持ちを受け止められるようになりました。
この、周りがこうなる現象については、俺の思い込みから生まれた現実でしょうか。そのような見方もできるのなら、俺のどのよな気持ちから生まれたと考えられますか。
ご回答お待ちしています、どうぞよろしくお願いします。
あさん
『引きこもり』という怒りの表現
ご相談ありがとうございます。
>それと、家族の中で孤立するということはありえるのでしょうか
あると思いますよ。
ひとりぼっちで孤立しているということは、孤独を感じるということですよね?
家族の中だけど孤独を感じる、彼氏がいても孤独を感じる、結婚していても孤独を感じる、集団の中でも孤独を感じる・・・
後ろの3つは私のことですが(笑)人知れず孤独感に悩んでいる方はあさんの他にもいると思います。
どうぞご安心くださいね。・・・って、なんか変な言い方ですけどね。
大丈夫。一人じゃありません。
あさんは長男さんだということなので、確かに孤独を感じやすい立場かもしれませんね。
あさんが生まれた時は、ご両親の愛情をあさんが一身に受けていました。
でも、弟さんたちが生まれたことによってあさんへの愛情は弟さんたちへも(あさんへの愛情がなくなったワケではありません)注がれることになりました。
そこで『ご両親からの愛情を弟たちに奪われた!!!』と、あさんは感じたのかもしれません。
そして、弟さんたちがいるのであさんはご両親に甘えることができなくなって、精神的に自立することを選ばれたんだと思います。
『両親からの愛情を奪われた!』
『甘えることができなくなった!』
もし、あさんがこう感じていたのだとしたら・・・その裏にはとても大きな怒りが隠れているのかもしれません。
何で俺のことをもっと愛してくれないんだ!!
何で俺に注がれるはずの愛情を弟たちが奪うんだ!!
甘えたいのに何で甘えさせてくれないんだ!!
あさんの中にはこんな怒りはありませんか?
私はあさんの『孤立』は『怒り』が作り出しているものなんじゃないかなぁ?と思いました。
何で俺のことをもっと愛してくれないんだ!!
何で俺に注がれるはずの愛情を弟たちが奪うんだ!!
甘えたいのに何で甘えさせてくれないんだ!!
こう思ったあさんは・・・
それだったら俺は・・・もう家族の誰とも仲良くしないぞ!!
家族の誰ともつながってやらないぞ!!
俺も家族のことを愛してなんかやらないぞ!!
こうして、あさんは自ら孤立することを選ばれたのではないでしょうか。
そして、孤立するによって、誰ともつながろうとしていないのではないでしょうか。
自分から愛を拒絶しているのではないでしょうか。
あっ!ちょっとキツい言い方になってしまっていたらゴメンなさい。
これって、『引きこもり』という怒りの表現方法なんです。
何か問題が起こったときに『ふーん。別に良いけどねー』と言って、ふてくされる人がいますよね?どっから見ても全然良くないっぽいのに(笑)
こういう人って、本当は心の中ですごく怒っているんです。
でも、表に怒りを出せないので自分の中に怒りを閉じ込めて『ひきこもり』という形で怒りを表現します。
あさんも、もしかしたらこれと同じような感じなのかもしれませんね。
怒りの下には違う感情が眠っていると言われています。
本当はもっと愛して欲しい!
本当はもっと甘えたい!
あさん、本当はそう思っていませんか?
怒りを使って、その感情に気づかないようにしているのではないでしょうか?
怒りを使って、自分を孤立させていませんか?
自分の世界は自分で変えられる
もし、あさんが感じている孤立感は自分で作り出しているのだとしたら・・・それって自分で変えられると思いませんか?
だって、自作自演なんだもの。
まずは自分の中に怒りがあることを認めて、それを全部出してみましょう。
ノートなどに書き出してみても良いですし、信頼できる人やカウンセラーに話を聞いてもらっても良いと思います。
そして
本当はもっと愛して欲しい!
本当はもっと甘えたい!
と思っている自分の気持ちに寄り添ってあげて下さい。
否定せず、そんな自分を受け入れてあげましょう。
誰だって愛されたいし、甘えたいんです。
長男だから!とか、弟の方が手がかかるからとか、そんなのは関係ありません。
愛されたかった、愛されたかった、ご自身の気持ちに寄り添ってあげて下さい。
そしてご自身でも書かれていますが、ご自身の思い込みに気づくことも大切です。
さっきチラッと書きましたが、弟さんたちが生まれたからと言って、ご両親からあさんへの愛情がなくなったワケではありません。
ご両親は同じようにあさんにも愛情を注いでくれていると思いますよ。
>親とは下の兄弟達の方が自分より仲が良いと思っています。
そして、これも思い込みです。
あさんがそう思いたいから、そう見えているだけなんです。
もしかしたら、あさんご自身も弟さんたちのことをとっても大切に思っているから、そう見えているというのもあるのかもしれませんね。
私も昔、あさんと同じように『姉さんの方が、親や兄から愛されている』と、ずっと思い込んでいました。
でもそれって自分がそう見たいと思っているから、そう見えているだけだと、ある時に気づいたんです。
私の場合は、自分が姉のことを好きなあまり(他にも色々ありますが、端的に言うと)『私は姉さんの次じゃないとダメ!』と自分で決めていたようです。
でも別に・・・親からの愛情って1番目とか2番目とか、順番をつけなくても良いですよね?
もしかしたら本当に姉さんの方が愛されているかもしれないけど、だからって自分が愛情をもらっていないとは言えないですよね?
両親も兄も、私と姉さんのことを愛してくれている。
私はそう考えることにしました。
そして、両親と兄の愛に感謝しました。
あさんも同じように考えてみて下さい。
そして、ご両親からの愛情を受け取りましょう。
最後になりますが、怒りを使って引きこもるくらい、あさんってすごく『愛情が強い人』なんですよ。
ご自身では気づいていましたか?
愛して欲しい!!の反対には、愛したい!!という気持ちがセットで存在します。
孤立している場所から降りて、ご家族とつながりを取り戻しましょう。
ご家族からの愛に感謝しましょう。
そして、ご自身の愛をご家族に与えましょう。
あさんがご家族と良い関係を築けることを願っています。
ご相談ありがとうございました。
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