【人間関係】女性上司とうまく付き合えないのは、お母さんの影響ですか?【お悩み相談】

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パートナーシップ コンサルタント 竹内えつこです。

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今日のお悩みはコチラです。

年上の女性との付き合い方について

よろしくお願い致します。
30代後半、女性です。

アパレル販売員をしていて、昔から女性の多い職場にいるのですが、年上の女性との関係がうまくいかなくなることが多いです。

私自身は、もっとこの職場で頑張りたい、勉強して力をつけて活躍したいしそれが楽しみでもある、と仕事に対して意欲的になれるのですが、
女性上司とうまくいかず結局逃げるように退職してしまい、数年おきに非正規の最低賃金でアルバイトからやり直しています。

今は、昔から知っていて憧れていたブランドにたまたま入ることができ(家から近いという理由でアルバイトで入った店のグループ会社で、そのときの店長(男性)の推薦もあり異動することができました)、せっかくなのでここで末長く頑張りたいと、仕事も積極的に引き受け、数字としての結果も出せています。

でも、今の店長(ひとまわり歳上の女性)ともうまくいかなくなる予感がじわじわしていて不安で仕方なくなっています。

今まで逃げた職場の上司とのトラブルとしては、残業を強要されて掃除や備品発注などの雑用をやらされる、既にクレームになっている案件を押し付けられる、クレームじゃなく相談にいらしたお客様の案件がクレームとして本社に報告されている、店全体としてのトラブルが発生したときの責任を押し付けられる。お客様からお褒めやお礼を言われると「これぐらいで調子に乗るな」など水をさされ数日間当たりが強くなり、ちょっとでも意見を言ったり提案すると「ほらもう調子に乗って」など揶揄される。などです。

私が少しでもミスをしたり、お客様にお叱りを受けたりすると「あなたって本当に人の気持ちがわからない」「何もできないくせに調子に乗るからそういうことになる」などと言いながら妙に嬉しそうだったのが印象に残っています。

実は母親にもそういうところがあって、子供のころ私が学校へ行きたくないと泣いたときや、大人になっても仕事を辞めるたびに「本当にダメな人間なんだから」と言いながら、なんだかお母さんは私を怒る時嬉しそうだな、と思い続けていました。

今日、職場でトラブルがあり、それは私ひとりの責任ではなくスタッフ全員の不注意だったのですが、店長が連休中だったため明日に副店長から報告することになり「叱られるかな」と、同時に「また店長を喜ばせちゃうな。真面目に働いてたのに終わりだ」と思っている自分に気がつきました。

もしかして、母親のこともあり私が「自分がダメなほうがみんなが喜ぶ」と心のどこかで思っているせいで、歳上の女性たちの嫌な部分を引き出してしまっているのでしょうか。

ぱんださん

投影の仕組み

ご相談ありがとうございます。

職場の女性上司とうまくいかないのですね・・・

ぱんださんはご自身とお母さんの関係が影響されているんじゃないか?と感じていらっしゃいますが、私もその影響は大きいと思います。

会社組織は、家族の関係性と似ている部分があります。

その為、男性の上司にはお父さん、女性の上司にはお母さんを重ねて見てしまうこと(心理学用語では投影と言います)があります。

自分と関係が上手くいっていなかった相手のことを(ぱんださんの場合はお母さん)誰かに重ねて見ることで、その人との関係を再現することになります。

ぱんださんが女性上司とお母さんを重ねて見ていると、女性上司を【いつも私にダメ出しする】【私がダメだと喜ぶ】人だと認識して、ぱんださんは行動することになります。

いつもどこかで『この人は私にダメ出しするんじゃないかな?』『私がダメな方がこの人は喜ぶんじゃないかな?』と思っているので、そんな無意識の言動が相手に伝わってしまうのです。

分かりやすいように潜在意識下のぱんださんと女性上司のやり取りを再現してみましょう。

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ぱ=ぱんださん
上=女性上司

ぱ:あなたは私にダメ出ししたいと思ってますよね?私がダメな方が嬉しいんですよね?

上:え?そんなことないけど・・・??

ぱ:いやいや。心のどこかではそう思ってますって!ダメな私の意見なんて大したことないって思ってますよね?

上:そんなことないって・・・

ぱ:私って人の気持ちが分からないし、何もできないくせに調子に乗ってるって思ってますよね?そういう顔してますよ?

上:え・・・?思ってないけど・・・もぅ仕方ないなぁ・・・私がそう言えば、ぱんださんは満足するのかな?

ぱ:だって、本当にあなたはそう思ってるじゃないですか!

上:勝手に決めつけないでよ!!・・・もう・・・!!!!仕方ないなぁ!「あなたって本当に人の気持ちがわからないわね!」「何もできないくせに調子に乗るからそういうことになるのよ!」これで満足でしょ!!???

ぱ:(ほーらね!やっぱり!・・・ちょっとホッとしたなぁ。)

======

おそらくぱんださんと女性上司の潜在意識下で、こんなやり取りが行われていたのではないでしょうか。

違う例で説明するなら・・・

過去に彼氏に浮気されて傷ついた女性がいたとします。

彼女は『男性はどうせ浮気する!』と思って、いつも彼氏のことを疑ってしまいます。

彼女:ねぇ。浮気しないでね?

彼氏:え?そんなのしないよ。何言っているの

彼女:ねぇ。本当に?昨日は会社の同期の人たちと食事に行ったって言ってたけど・・・その中の女性と何かあるんじゃないの?

彼氏:何もないよ!みんなただの同僚だよ。ちょっとは信頼してよ!

彼女:本当に?本当にそうなの?ちょっとでも同僚女性のこと良いって思ったことないの?向こうからちょっとでもアプローチとかないの?男ってどうせ浮気するんでしょ?

彼氏:・・・(しつこいなぁ・・・!もう!ホントに浮気したろか!)

なんとなくイメージできますか?

こちらが『この人はこういう人だ』という気持ちで接していると、自分が望んでいなかったとしても結果としてその現実を引き寄せるのです。

これもある意味『引き寄せの法則』かもしれません^^;

過去に感じた感情を解放する

誰かを相手と重ねて見ることで(投影)、実際はその相手ではなくその先にいる『誰か』のことをずっと見ているのです。

じゃぁ、それをどうしたら良いの?と言うと、ぱんださんの場合は元々の原因となっているお母さんと向き合うことだと思います。

>実は母親にもそういうところがあって、子供のころ私が学校へ行きたくないと泣いたときや、大人になっても仕事を辞めるたびに「本当にダメな人間なんだから」と言いながら、なんだかお母さんは私を怒る時嬉しそうだな、と思い続けていました。

子どもの頃のぱんださんは、本当はお母さんにどう言って欲しかったのでしょうか?

『学校に行きたくない』と泣いている自分を、お母さんに抱きしめてもらいたかったのかもしれませんね。

仕事を辞めたと話した時『ぱんだだったら何をやっても大丈夫よ!お母さん、応援しているよ!』と言ってもらいたかったのかもしれませんね。

まずはその当時に自分が感じていた気持ちと向き合ってみましょう。

ヒプノセラピーのインナーチャイルドセラピーでは、催眠を使って子どもの頃の出来事を見に行ったり、再体験したりすることができます。

当時の自分の感情を再体験したり、理解することで感情を解放することができます。

インナーチャイルドセラピーについて詳しくははこちら。

過去の出来事を捉え直す

そして、感情を解放した後は違う視点から過去の出来事を捉え直してみましょう。

お母さんは、なぜあんなことを言ったのだろう?

きっと子どもの頃には気づけなかった事があると思いますよ。

過去の出来事を違う視点から捉え直すときに大切なのは

あの人の言動に【肯定的な意味】があるとしたら、それはなんだろう?

ということです。

『肯定的な意味なんかあるワケない!!』と思ってしまうと、いつまでも怒りを手放すことができなくなります。

怒りを手放したい方は11/26(金)にこんな講座がありますのでどうぞ♡↓

私のヒプノティックカウンセリングでは、インナーチャイルドセラピーの後に気づきや学びを一緒に考えていきます。

本来はぱんださんご自身に考えてもらうのが一番良いのですが・・・今回はぱんださんの意見を直接お聞きする事ができないので、私が考えてみますね。

もしかしたらお母さんは「本当にダメな人間なんだから」とぱんださんに言うのと同時に、自分自身にも言っていたのかもしれません。

ぱんださんが学校に行きたくないと言ったのは私のせい。

ぱんださんの仕事が続かないのは私のせい。

もしかしたら、お母さんはこう思っているのかもしれません。

そして、それと同時に『ぱんださんはいつまでも私の娘である』『娘であるうちは私から離れていかない』ということが嬉しくて、怒鳴っているのに、どこか嬉しそうな表情だったのかもしれません。

また、お母さんはぱんださんに「本当にダメな人間なんだから」と怒鳴ることで、自分の価値を感じたかったのかもしれません。

そう考えると・・・お母さんに対してちょっと見方が変わりませんか?

・お母さんは娘ができなかったことを自分のせいにしちゃうくらい、自分に厳しい人なのかもしれません

・お母さんは自分に自信がない人なのかもしれません

・お母さんは愛情表現が下手な人なのかもしれません

・お母さんは寂しがりやさんなのかもしれません

そして、ぱんださんもお母さんの期待に応えたい!と思うからこそお母さんからの言葉に傷ついたのだと思います。

お母さんの表現方法はあまり良くないかもしれないけど、そこには愛があるのではないでしょうか?

そして、ぱんださんの中にもお母さんへの愛があるからこそ傷ついたのでしょうし、今も女性上司にお母さんを重ねているのではないでしょうか。

過去の出来事を大人の視点で再解釈することで、また違った気づきや学びが生まれます。

今日、私がお話ししたような流れでお母さんと向き合っていかれると、きっと職場の上司にお母さんを重ねることもなくなるでしょうし、また重ねていたとしても感じ方が変わってくると思いますよ。

自分1人でやるのはちょっと難しいかも・・・と感じた方は、一度私のヒプノティックカウンセリングを体験してみてくださいね。

ご相談ありがとうございました!

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