こんにちは。離婚・浮気・不倫・モラハラ・・・夫婦問題、恋愛のお悩みをズバッと解決！ パートナーシップ コンサルタント竹内えつこです。

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今日のお悩みはコチラです。

感情が爆発する前に

ご相談ありがとうございます。

お友達の過去の不倫話を聞いて、心がモヤモヤしてしまったのですね。

まず私が気になったのはここです。

＞友達は既に精算した話として過去の出来事の1つになっているようですが、私は浮気された経験があるので奥さんはなかったことにできないんじゃないかなと思ってしまいます。

りりーさんご自身に浮気された経験があるとのこと。

私も浮気された経験がありますが、筆舌に尽くし難いぐらい辛いものですよね。。。
何年経っても忘れられないかもしれません。

りりーさんはご自身が浮気された件について、当時どのように乗り越えてきたのでしょうか？
ちょっとご自身のことを振り返ってみてください。

もしかしたら、まだその時の傷が癒えていないのかもしれないですね。

今もお友達の不倫話を聞いて過去の経験を思い出してしまうくらい、りりーさんの中ではまだ色鮮やかな記憶なのかもしれません。

そうだとしたら、その当時の感情を開放するとことから始められると良いと思います。
感情を感じないように溜め込んでいる（抑圧している）と、あとで思わぬ爆発をすることがあります。

りりーさんの場合は今は『モヤモヤ』にとどまっていますが、このまま感情を放置していたらこんなことが起こるかもしれません。

りりーさんの今のパートナーがテレビを見ながら冗談で『あの女優さんとだったら浮気しても良いなぁ』なんて言ったとしますよね。
普通だったら冗談だと分かりきっているので大して取り合わないと思うのですが・・・その時に過去の感情が蘇ってきて思いがけずドカーン！！！と爆発してしまうかもしれません。

冗談でもそんなことを言ったパートナーはどうかと思いますが（自分で例に出しておきながらすいません！）感情が爆発することによって、普段だったら言わないような強い言葉で相手を傷つけてしまうこともあるかもしれません。。。

そんな事故が起きる前に！
抑圧した自分の感情は自分で処理しておきましょう。

『感情は感じた分だけ抜けるのが早い』と言われています。
当時、抑圧していた感情が残っているのならノートに書き出してみても良いですし、イメージの中で当時のパートナーを罵ったり、殴ったりして（笑）発散してみても良いと思います。

もし、当時の感情を思い返すのが嫌だ！ということであれば、当時の自分にお手紙を書いてみるのはどうでしょうか？

辛かった当時の自分の気持ちに寄り添ってあげるだけでも、だいぶ傷が癒えていくと思いますよ。

不倫は罪悪感同盟

＞不倫関係でいうと加害者側の不倫相手は慰謝料もなく数年後には幸せそうに過ごしていて被害者側の奥さんは引きずっているとしたら報われないなと思い、理不尽さになぜかずっともやもやして・・・

なるほど。
そうですよねぇ・・・浮気された側の気持ちに立つと、確かにそう考えてしまいますよね。

そもそもりりーさんのお友達は、なぜりりーさんに自分の過去の話をしたのでしょうか？

それは『私って恋多き女なの』『私ってモテるの♡』という自慢やマウンティングだったのかもしれませんが・・・もしかしたら中には『誰かに罰してほしい』『助けてほしい』『こんな私でも好きでいてほしい』という気持ちもあったのかもしれません。

不倫はクローズな世界で行われていますので、人に知られることはありません。

表面的には楽しさ、ドキドキ、幸せはありますが、実はその反面で罪悪感を感じているものです。

・自分の家族に対する罪悪感
・相手の家族に対する罪悪感
・世間に言えない関係についての罪悪感
などなど・・・

そういう意味で『不倫は罪悪感同盟』と言われます。

お互いが罪悪感を感じ、罪悪感で結びついているからこそ、そこから逃避するために関係にのめり込んでいくのです。

なので、お友達がなんの罪悪感も感じずに不倫関係を楽しんでいたとは心理学的には考えづらいところです。

他人に対して『私、不倫してたことがあってさ。すごい悪い人間だよね』とは、なかなか言えないものですよね。
もしかしたらお友達は罪悪感を感じるあまり、過去の話を笑い話にするしかできないのかもしれません。

人は時に悪い態度を取ることで、誰かの気を引こうとすることがあります。
例えば・・・パートナーシップではわざと不貞腐れた態度を取ることで、相手から『え？大丈夫？どうしたの？』と心配してもらったり、相手の愛情を確認したりすることもあるものです。

もしかしたら、お友達も同じような感じだったのかもしれません。

表面的には『私って恋多き女なの』『私ってモテるの♡』という話だったかもしれませんが、その下には『こんなに悪い私でも好きでいてくれる？』と無意識に思っていたのかもしれませんね。

まとめると。
お友達が自分の過去の不倫を笑い話にしたことの裏には・・・

・罪悪感を感じていて、誰かに罰して欲しかった
・こんな私を助けて欲しいと思っていた
・悪い私でも好きでいてくれる？と思っていた

こんな思いがあったのかもしれません。

もしかしたら『不倫するなんて信じられない！！！』とりりーさんに非難されたら、お友達はショックは受けるけど心の中ではホッとしたかもしれないですね。。。

感情は選べる

色々と解説してきましたが、りりーさんが『そんなこと言われても、納得できない！！！モヤモヤするぅ！！！』と思われるのだったら、私はそれでも良いと思います。

色んな価値観の人がいますし、どんな価値観を持っていてもそれを否定する必要はないと思うからです。

これは個人的な意見ですが、人って結構、自分勝手な生き物だな・・・と私は思うんです。

不倫に対してすごく否定的で『不倫するような人間は氏ネ！』くらいに言っていた人が、自分が不倫する立場になった途端、手のひらを返したようなことを言ってくる人がいました。

不倫反対派なのに、自分は不倫から略奪結婚した人も知っています。

『オイオイ！言ってることとやってること、全然違うじゃん！』と思いますが『別にどっちもアリかな』とも私は思います。

きっと、人間って正しいだけが正解じゃないですよね。

私は人を罰したり非難したりする立場にはありません。
そしてそれぞれの人がどんな選択をするのか、それによって何を感じるのか、それは私にコントロールすることはできません。

りりーさんも書かれていらっしゃるように、他人の問題はりりーさんにどうこうできる問題ではないですよね。
でも、それを知った時にどう感じるかは、りりーさんの自由です。

モヤモヤを感じるのも、感じないようにするのも、そこからどうするかも、りりーさんが選択できますよ。
自分の感情は自分で選んで良いのです。

こうやってご相談いただいて、りりーさんって真っ直ぐですごく心が優しい方なんだなぁと私は思いました。

どうぞ必要以上にご自身の心を痛めないようにしてくださいね。

ご相談ありがとうございました。

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