【人間関係】友達だと思っていた人に『これで終わり』と言われました【お悩み相談】

2020.04.29
お悩み相談, 人間関係の問題, 心理学

こんにちは。生きづらさを自分らしさへ変えるパートナーシップコンサルタント Studio Sou 竹内えつこです。

大好評の夜のオンラインお茶会、5月も開催します！

【夜のオンラインお茶会】
5/9（土）19:30〜21:30
5/20（水）19:30〜21:30

参加費：1,650円（税込）※5月はコロナ応援価格で開催します！

一人の夜はお茶やお菓子を持ち寄って、オンラインで集まりませんか？もちろんお酒でもOK！
お申し込みはお早めに〜♡

夜のオンラインお茶会に参加する

詳しくはこちら

夜のオンラインお茶会　HP

今日も『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします！

ココロノマルシェとは？
根本裕幸カウンセラーの弟子カウンセラーたちが、皆さんからのお悩みを受け付けている掲示板です（無料です）。
皆さま、お気軽にご投稿くださいね。
ココロノマルシェ

今日のお悩みはコチラです。

友達だと思っていた人にこれで終わりと言われました

こんにちは、よろしくお願いします。
私は還暦を迎えます。今年、鬱をわずらい、その事をツイッターの友人の1人に相談していました。その友人は非常に親身になってくれ、私の事を妹と呼び、自分がカウンセリングしてあげる、とまで言ってくれました。

確かに彼女は姉御肌で(1回しか会ってないので、ツイッターのやり取りで判断しています)、彼女曰く直球の人間で、裏切られなかったら自分から裏切る事はない！と言い切る人です。
お姉様や姪御さんが鬱になられてから、何十年も週に何度も電話で話を聞いてきた。自分は彼女らの鬱を治した。と、自信を持ってます。

正直、少し私に対して入れ込み過ぎだと感じた事もしばしば。でも心の内を吐き出す相手として、とても良い関係でした。

しかし私は専門家のセラピーも受けてます。そしてそちらはとても上手く行ってます。

そのあたりから、彼女の態度が少し硬化してきました。そして昨日、そのセラピーに頼って早く良くなってください、私とはもうこれで終わり。さようなら。とメールがありました。

晴天の霹靂。重く感じた彼女の存在のを失うことに、心臓がバクバクいいました。

その後話し合い、というか、私が言い訳を並べ、また以前のようにメールのやり取りをしたのですが、やはりギクシャクしてます。

相談は、私の中で彼女の存在を小さくする方法、あまり依存しなくなる方法を教えて欲しいという事です。

よろしくお願いします。

あっこさん

友人は【対等】な関係

ご相談ありがとうございます。

あっこさん、専門家のセラピーの方はいかがでしょうか？
心の問題を解決するには時間がかかります。
どうぞ無理なさらず、ゆっくり取り組んでいかれてくださいね。

さて。
お友達との関係についてですが・・・

ちょっとハッキリ書いちゃうのですが、あっこさんとご友人は一般的な【友人関係】ではなかったのかもしれないですね。

＞今年、鬱をわずらい、その事をツイッターの友人の1人に相談していました。その友人は非常に親身になってくれ、私の事を妹と呼び、自分がカウンセリングしてあげる、とまで言ってくれました。

あっこさんにとって、ご友人はカウンセラー
ご友人にとって、あっこさんは妹でありクライアント

だったのではないでしょうか。

本来、友人関係というのは対等な関係だと私は考えています。
お互いに困ったことがあったら助ける、お互いを尊重できる関係。
ポイントは【お互い】です。
精神的に平等な関係が、友人関係と呼べるのではないでしょうか。
まぁ・・・これはあくまでも理想なので、現実にはどちらかが依存していたり支配していたり、主従関係や上下関係、癒着関係ができてしまっている場合も多いですけどね。

あっこさんにとっては急に自分のカウンセラーだと思っていた存在の人がいなくなってしまったので、大きなショックを受けられたと思います。
でも、本来ご友人はあっこさんのカウンセラーではありませんよね？

『自分が弱っている時に誰かに支えて欲しい』と思うことは悪いことではありませんが、どこかあっこさんの中で『友人に自分の鬱を治してもらおう』と思っていた部分があったのではないでしょうか。
ご友人自身『自分がカウンセリングしてあげる』と言っていたということなので、あっこさんがそう思ってしまっても仕方ないことなのだとは思いますが・・・うんうん。

まずは【友人】と【カウンセラー】という役割を切り離してあげることから始められると良いと思います。

そして

＞お姉様や姪御さんが鬱になられてから、何十年も週に何度も電話で話を聞いてきた。自分は彼女らの鬱を治した。と、自信を持ってます。

今度は逆にご友人の方の話ですが、ご友人はあっこさんにお姉さんや姪っ子さんを【投影】していたように私は思います。
自分が今までお姉さんや姪っ子さんを助けてきたように、今度はあっこさんを助けなければ！！！と思っていたのではないでしょうか。

その気持ち自体は悪いことではありませんし実際にあっこさんの為になったのなら良いと思うのですが、ご友人も『自分がカウンセリングしてあげる』と言った手前、気負いすぎて少し無理をしていたのかもしれないですね。
なので、あっこさんが専門家のお世話になることを聞いて『もうこれ以上、私が頑張らなくても良いんだ！』と、ちょっとホッとしたのかもしれません。

専門家以外の人が鬱を治すことはできません。
そして人の心の問題を一緒に背負うのって、とってもとっても負担もかかるし大変なことなのです（なので、カウンセラーであってもクライアントさんの問題を一緒に背負うことはしません）
ご友人もあっこさんの為に頑張ってはみたけれど、限界になってしまったのかもしれませんね。