離婚を切り出されたとき、関係を戻そうとするほど逆効果になることがあります。
自立から依存に傾く心の仕組みや他人軸になる理由、夫側に生まれる罪悪感、
関係が悪化するパターンと具体的な対処法、自分の内面と向き合う大切さを解説します。

パートナーシップを入り口に、
「私はどう生きたいか」を取り戻す
パートナーシップ コンサルタント
竹内えつこです。
今日は『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします!
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気持ちが戻ることはないから離婚したいと言われている
年末に夫と些細なことで喧嘩をして、私からもう離婚!といってしまいました。
あとで話し合おうと夫に言われて、話し合った時に、
感情が昂って離婚という言葉をだしてしまったけど、本当はしたくないと伝えたら
俺は離婚したいと思っている。子どもの成長も見たいからすぐ離婚とは言わないけど、いずれは離婚すると思う。と言われました。話を聞いてみると、
産後の私の態度や、スキンシップの拒否が嫌だったこと。その様子からもう自分のことは好きじゃないと感じ、自分も妻のことを好きでいることをやめた。もう好きじゃない。
と言われました。好きじゃないからどう対応して良いか困るから、スキンシップもやめて欲しいと言われています。
そこから3ヶ月、夫が嫌だと思っている行動をしないようにしてきましたが、つい先日話し合いを持ちかけられ、
やっぱり離婚したい
今の関係のまま家族でいるのが苦しい
自分の性格上、一度気持ちが離れたらもう戻らない
いまは何も楽しいことに気持ちが向かない
と言われてしまいました。浮気をしていそうな行動もあり、そちらも気になってしまいます。
・帰宅が遅くなった
・隠れてネックレスのプレゼントを購入、ホワイトデーのお返しを購入
・スマホを常に肌身離さず持っている3ヶ月間色々試してみましたが、心はどんどん離れていっている気がします。
子供がいる時は普通に過ごせるのですが、夜夫と2人きりのときはお互い無言です。家を建てたばかり、子供は一歳と三歳、わたしは旦那のことが今も好きで
離婚はしたくないです。。まみむさん
まみむさん、ご相談ありがとうございます。
突然「離婚したい」と言われるのは、本当に苦しいことです。
しかも、自分はまだ相手のことが好きで、子どもも小さく、家も建てたばかりとなると、なおさら簡単には受け止められませんよね。
私も夫から離婚を切り出された経験があるので、今のまみむさんのお気持ち、よく分かります。
とても苦しい状況の中で、ここまで関係をどうにかしようと努力されてきたこと、よく伝わってきました。
ですが、ちょっと厳しい言い方になりますが、あえてはっきりお伝えします。
今のまま頑張り続けても、関係は良くなりません。
今日は、離婚を切り出されたときに何が起きるのか、そして今どうしていくことが大切なのかを、お話しします。
離婚を切り出された時の心の仕組み
離婚を切り出された瞬間、夫婦関係のバランスは大きく崩れます。
それまで表面上は対等だった関係が、
「離れたい側(自立)」と「離れたくない側(依存)」に分かれるからです。
>産後の私の態度や、スキンシップの拒否が嫌だったこと。
ここから想像すると…おそらく今までのまみむさんと旦那さんの関係は内面的には
まみむさん:自立
旦那さん:依存
だったのだと思います。
それが、旦那さんの離婚宣言によって自立と依存が逆転したのです。
依存側に落とされると、一気に苦しくなります。
なぜなら、主導権を相手に握られたように感じるからです。
すると心の中では、
「私はどうしたいか」ではなく、
「どうしたら相手が離れていかないか」
「どうしたら嫌われずに済むか」
という意識が強くなっていきます。
これが、他人軸の状態です。
依存の立場はとても苦しいです。
相手の機嫌、言葉、態度ひとつで気持ちが大きく揺さぶられますし、「相手次第で自分の未来が決まる」ような感覚にもなりやすいからです。
そうすると、多くの方が「相手の望むように変わろう」とします。
>そこから3ヶ月、夫が嫌だと思っている行動をしないようにしてきましたが、
まみむさんも3ヶ月、旦那さんの機嫌を損ねないように試行錯誤されたのだと思います。
でも、これは正直かなり危険です。
なぜなら、相手の望むように変わるというのは、自分を抑えて相手に合わせることだからです。
無理をしているので長く続きませんし、仮に続けたとしても、それは対等な関係ではありません。
しかも、そういう「頑張っている感じ」は相手にも伝わります。
自然な変化ではなく、見捨てられたくないから必死になっている状態に見えてしまうこともあるのです。
つまり、離婚を切り出された直後というのは、心が一気に依存と他人軸に傾きやすく、その状態で動くほど苦しくなり、空回りしやすいのです。
離婚を切り出した夫の罪悪感
この問題を考えるとき、見落としやすいのが夫側の罪悪感です。
まみむさんは、
『離婚を切り出した側なのに、罪悪感を感じるなんておかしい』
と思われるかもしれませんね。
おそらく今回の場合、旦那さんは感情的になって『離婚』という言葉を使ったのではなく、我慢に我慢を重ねて…その結果の離婚宣言だったんだと思います。
だからこそ、旦那さん側にもかなり複雑な感情があることが多いのです。
たとえば、
・妻を傷つけてしまった
・子どもがいるのに家庭を壊そうとしている
・自分はひどいことをしているのではないか
・本来は家族を大事にするべきなのに、それができない
こうした罪悪感です。
ただし、この罪悪感は「だからもう一度頑張ろう」という方向に働くとは限りません。
むしろ逆で、罪悪感が強いほど、その相手から距離を置きたくなることがあります。
なぜなら、相手を見れば見るほど「自分は悪いことをしている」と罪悪感を感じて苦しくなるからです。
ここで考えたいのが、この3か月、まみむさんが何をしてきたかです。
ご主人が嫌がることをしないように気をつけた。
関係を悪くしないように頑張った。
傷つけないように、怒らせないようにしてきた。
それ自体は自然な行動ですし、そうしたくなる気持ちもよくわかります。
ただ、旦那さんからすると、それは
「自分が妻にここまで気を遣わせている」
「自分が妻をこんなふうにさせてしまっている」
という罪悪感を強く刺激する行為になっていた可能性があります。
つまり、まみむさんの努力が、夫にとっては「自分のひどさ」を突きつけられる時間になっていたかもしれないのです。
そうなると、夫の中ではますます「この関係にいるのがしんどい」「この人と向き合うのが苦しい」という気持ちが強くなります。
だから今、旦那さんは他の女性に逃げたくなっているのかもしれません。
そして最も怖いのは、このままだと、まみむさんの存在そのものが「罪悪感のシンボル」になってしまうことです。
本当は夫婦としてやり直したいのに、顔を見るだけで苦しい。
一緒にいるだけで、自分が責められているような気がする。
だから余計に距離を置きたくなる。
こうなると、関係修復はさらに難しくなってしまいます。
離婚を切り出された時の対処法
では、こういうときにどうしたらいいのでしょうか。
結論から言うと、まず必要なのは「関係を戻そうと頑張ること」ではありません。
むしろ逆です。
まずは距離を取ることです。
これは別居しろという意味ではなく、心理的に追いかけるのをやめる、という意味です。
・必要以上に話し合いを求めない
・相手の機嫌を取ろうとしない
・関係修復を急がない
・不安から相手を詰めない
こうした姿勢が必要になります。
そして同時に、自分軸を取り戻すことが大切です。
今はどうしても、ご主人の言葉や態度に振り回されていると思います。
でも、本当に見るべきなのは「私はどうしたいのか」「私はどう生きたいのか」という自分の軸です。
離婚したくない。
家族でいたい。
夫のことが好き。
それはもちろん大事な気持ちです。
でも、それだけで頭の中がいっぱいになると、視野が狭くなります。
だからこそ、夫のことばかり見ない。
自分の生活、自分の感情、自分の日常を取り戻していく必要があります。
また、この時期は「言葉より行動を見る」ことも大事です。
人は感情が煮詰まっているとき、極端なことを言います。
「もう無理」「絶対戻らない」「離婚したい」といった言葉も、その時点の感情の表現であることがあります。
それだけ、旦那さんも内側では苦しんでいるのです。
もちろん軽く見てはいけません。
ですが、言葉だけで未来を決めつけるのも早いです。
実際にどう行動しているのか。
家に帰ってきているのか。
子どもと関わっているのか。
生活費や家庭をどう扱っているのか。
そこを冷静に見ていくことです。
そしてもう一つ大事なのは、「自ら離婚へのレールを敷かないこと」です。
不安になると、確認したくなります。
責めたくなります。
白黒つけたくなります。
でも、その行動が結果として離婚話を前に進めてしまうことは少なくありません。
今は、焦って結論を出しにいかないこと。
それがとても大事です。
夫の浮気疑惑について
>浮気をしていそうな行動もあり、そちらも気になってしまいます。
>・帰宅が遅くなった
>・隠れてネックレスのプレゼントを購入、ホワイトデーのお返しを購入
>・スマホを常に肌身離さず持っている
これは、浮気を疑いたくなる状況ですよね。
何かあるのではと感じるのは自然です。
ただ、今の段階でそこを追及するのはおすすめしません。
なぜなら、今それを指摘すると、一気に離婚に向かう可能性があるからです。
夫の中で離婚したい気持ちが高まっているときに浮気を責められると、夫はますます防御的になります。
そして、自分を正当化しやすくなります。
「やっぱりもう無理だ」
「監視されるのもしんどい」
「疑われる関係は続けられない」
そんなふうに、一気に離婚の流れを加速させることがあるのです。
ですから今は、傍観するしかありません。
もちろん、何も感じるなということではありません。
不安になるし、気になるし、見て見ぬふりなんて簡単ではないと思います。
でも、感情のままに追及するのは得策ではない、ということです。
今は冷静に、行動の変化を見ておくこと。
言葉ではなく現実を見ること。
それが大事です。
自分の内面と向き合う
ここは少し厳しいことを書きます。
今回の問題を本当に越えたいのなら、自分の内面と向き合うことは避けられません。
まず見てほしいのは、夫婦喧嘩のパターンです。
なぜそこまで感情が高ぶったのか。
なぜまみむさんは「離婚」という言葉を出したのか。
普段から、言えない不満をため込んでいなかったか。
限界が来るまで我慢して、爆発するパターンではなかったか。
このあたりを見ていくことは、かなり大事です。
そして、正直に言えば、「離婚」という言葉を感情的に使うのは幼い反応です。
きつい言い方ですが、これは大人同士の関係の中で使っていい言葉ではありません。
本気で離婚する覚悟がないのに、その言葉を出すのは、相手を揺さぶるためのカードになってしまうからです。
私も元夫も、頻繁に「離婚」というワードを使っていました。
そうすると、私がしばらく大人しくなると知っていたからです。
だから「離婚」という言葉を頻繁に使ってしまっていたのですが、私をコントロールするために使われていた「離婚」という言葉に最初は傷ついていましたが、私は次第に冷めていきました。
まみむさんの場合はどうでしょうか。
相手をコントロールしたいという意図はありませんでしたか?
また、まみむさんの内面はどうだったでしょうか。
まみむさんが「離婚」という言葉を使ってしまったその背景には、
・わかってほしい
・私の苦しさに気づいてほしい
・本当は引き止めてほしい
・愛されていることを確認したい
そういった気持ちもあったのかもしれません。
まみむさんも、内面では我慢や苦しさを抱えていたのかもしれませんね。
そこを、見ていくことは今後パートナーシップを築いていく上で、とても大事なことです。
さらに見ていきたいのは、「夫の愛情の上にあぐらをかいていなかったか」ということです。
つまり、心のどこかで、
・これくらい言っても離れないだろう
・どうせ夫は私を見捨てないだろう
・私がスキンシップを拒否しても、夫は変わらず愛してくれるだろう
そんな過信がなかったか、ということです。
これは自分を責めるためではなく、自分の無意識のパターンを見るために必要な視点です。
夫婦関係は、相手の愛情があることを当然と思い始めたときに、少しずつすれ違いが深くなることがあります。
今回起きたことは、その積み重ねが一気に表面化した出来事なのかもしれません。
離婚問題を乗り越えるために
今のまみむさんに必要なのは、「どうしたら夫の気持ちを戻せるか」を考え続けることではありません。
まずは、離婚を切り出されて崩れてしまった自分の心を立て直すことです。
相手に合わせて自分を変えることではなく、自分軸を取り戻すこと。
不安のまま動くのではなく、距離を取りながら現実を見ること。
そして、夫婦の問題だけでなく、自分自身のパターンとも向き合うこと。
そこを避けてしまうと、仮に今回離婚を回避できたとしても、また同じような苦しさを繰り返しやすくなります。
長い時間をかけてできた問題は、そんなに簡単には超えられません。
だからこそ、一人で抱え込まず、継続カウンセリングなども使いながら、じっくり取り組んでいくことをおすすめします。
離婚の話というのは、思っているほどすぐには進まないことも多いです。
だから今ここで慌てて自滅しないこと。
それがまず一番大事です。
もし今、
「何をどうしたらいいのかわからない」
「気持ちが乱れて一人では整理できない」
そんな状態であれば、カウンセリングで一緒に整理していくこともできます。
夫婦関係の問題は、表面の出来事だけではなく、その奥にある心のパターンを見ていくことがとても大切です。
良ければ一度、ご相談くださいね。
竹内えつこでした。
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