【自分自身】前向きに頑張ってるひとを見ると辛いです【お悩み相談】

2020.07.23
お悩み相談, 心理学, 自分自身の問題

こんにちは。生きづらさを自分らしさへ変えるパートナーシップコンサルタント Studio Sou 竹内えつこです。

今日も『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします！

ココロノマルシェとは？
根本裕幸カウンセラーの弟子カウンセラーたちが、皆さんからのお悩みを受け付けている掲示板です（無料です）。
皆さま、お気軽にご投稿くださいね。
ココロノマルシェ

今日のお悩みはコチラです。

前向きに頑張ってるひとを見ると辛いです

周りの人や、自分と同じ年で自分より前向きに頑張っている人を目にすると、何もしていなくて否定的な自分を責められているようで苦しいです。

ファッション雑誌とか、TVとか、昔はいいな！私もそうなりたい！と思っていたのに、今は見るだけで苦しくなります。

回りの情報に対して、どうやって自分軸を守ればいいでしょうか。

まいさん

自分責めをしてしまう時は

ご相談ありがとうございます。

前向きに頑張っている人を見ると、何もしていない自分を責められるような気持ちになってしまうのですね・・・

＞回りの情報に対して、どうやって自分軸を守ればいいでしょうか。

まずは、自分がネガティブに感じるような情報は見ない！！！という手があります。

あ。これ。テキトーに言っているのではありませんよ！！（汗）
ご相談を読んで、まいさんは【自分責め】をしてしまうタイプなのかな・・・と私は感じたので、まずは自分がネガティブになる情報から距離を取ることをオススメします。

【自分責め】をしてしまう方は、知らず知らずのうちに自分のことを責める材料を周りに集めてしまうことがよくあります。
今回のまいさんの場合は『何もしていない自分は悪い』と、無意識に【自分責め】してしまっている状態だと思うんですね。
だから、まいさんご自身が『何もしていない自分は悪い』と思い込めば思い込むほど、無意識的にそれを自分に実感させる出来事を引き起こします。

自分が『何もしていない自分が悪い』と思い込んでいれば思い込んでいるだけ、逆に頑張っている人が目についてしまうんです。
だから今のまいさんの周りには頑張っている人が多いとか、雑誌やテレビでも頑張っている人の情報が目に入るのではないでしょうか。
自分では気づかないうちに、自分を責める情報を自分で選んで、自分で集めてしまっているんです。

なのでその状況から脱する為には一度、情報や状況から距離を取ることをオススメします。

わざわざ自分からネガティブな感情を感じにいかなくても良いと思うんです。
こういう時は、周りを見るよりも自分と向き合うようにしてみると良いと思いますよ。

誰かと自分を比べるから苦しくなるんです。
そんな時は興味の方向を自分へ向けていきましょう。

過去のハートブレイクと向き合う

＞周りの人や、自分と同じ年で自分より前向きに頑張っている人を目にすると、何もしていなくて否定的な自分を責められているようで苦しいです。

そもそもの話なのですが、こう感じる人は元々『頑張りたい！！！』という気持ちが大きい方だと思います。
昔のまいさんは『いいな！私もそうなりたい！』って思っていらっしゃったのですよね。

でも、今は見るだけで苦しくなってしまう・・・
昔のまいさんと、今のまいさんの間に何があったのでしょうか？

何か大きな挫折や、諦めなくてはいけなかった状況や、傷ついた出来事や、頑張ったけど報われなかった思いなどはありませんでしたか？

昔は『私も頑張りたい！』と思っていたのに、今は苦しくなってしまうということは、きっと過去にまいさんを苦しめた出来事があったと思うんです。
今回のご相談では何も書かれていませんが、一度ご自身の心と向き合って考えてみてください。

頑張りすぎて疲れてしまった・・・という場合もあるかもしれません。
なぜ、今は頑張りたいと思えなくなってしまったのか、その理由を見つけてみましょう。

もし何かの原因が見つかったら、そこを癒していくことが必要だと思います。
人は大きなハートブレイクを抱えたまま、新しいステージに向かうことはできません。
今、理由の分からない苦しさや『なぜか進めない』感覚を持たれているということは、きっと何かの傷と向き合う必要があると思うんです。

まいさんが抱えている傷を癒すことで、次のステージに進んでいけると思いますよ。

プロセスを認める

ちょっと今回のまいさんのケースとは違う話になるかもしれませんが・・・

プロセスを認める

これも必要かもしれません。

先日、カウンセラー仲間と集まった時に『ゴールテープを切らないと、何かをやったなんて言っちゃいけないと思う』という話が出ました。

『富士山は頂上まで行けなければ登ったことにならない！5号目までしか登れなかったら、それは登ったとは言わない！』これも同じ考え方ですね。
『カウンセラーだったら、師匠の根本裕之カウンセラーと同じように3ヶ月先まで予約が取れないカウンセラーにならなきゃ【カウンセラー】と名乗る資格はない！！』という人もいるかも。

これは【結果主義】の考え方ですが、私も含めこの考え方をしてしまう人って多いと思うんです。

でも本当は、結果は出なかったかもしれないけど、それまでのプロセスでたくさん努力したことや、できるようになったことがあったハズですよね？
だから結果だけを見るのではなく、プロセスを認めていくこともとても大切だと思います。

例えば失恋したとしても、その恋愛の中で自分ができるようになったことや成長した点って必ずあると思うんです。
恋愛のゴール（結果）は結婚ではないと思いますが、彼と結婚できなかったからと言って恋愛自体が全く無駄だったとは言えないと思います。

全ての経験には何かしらの成長や学びがある。

こう考えると、自分の今までのプロセスを認めやすくなると思います。

もしまいさんが『何も結果を出せていない私なんかダメ！』と思われてしまっているのであれば、プロセスの方に目を向けてみてください。

まいさんは元々とても成長する気持ちや頑張りたい気持ちが大きい方だと思います。
でも【今】はちょっと頑張れないのですよね。
【今】を責めるのではなく、頑張れない自分に寄り添ってあげてください。
なぜ頑張れなくなってしまったのか、自分の心と向き合ってみてください。

頑張っていても、頑張っていなくても、頑張れなくても、頑張らなくても、まいさんにはたくさんの魅力や価値があると私は思いますよ。
究極は、まいさんらしくあれば、頑張ろうが頑張るまいが、私はどっちでも良いと思います。

どうか『頑張る』にこだわりすぎて、自分の魅力を消さないでくださいね。

ご相談ありがとうございました。

ブログの感想などは、下記のコメント欄または
info@counseling-sou.com
までメールをお送りくださいませ。

☆★☆お知らせ☆★☆
このブログの更新情報などをメルマガでお届けします！