夫婦関係・ライフワークに悩み人生を見失った3-40代の女性へ、自分軸人生へのリデザインをサポートする ライフビジョン アドバイザーのえつこです。
皆さんは、よく泣きますか?
人前では泣けないけど、一人の時に泣くタイプですか?
今日は涙のお話です。
私はいつも
落ち込んだ時は、最大限どっぷり落ち込む
泣きたい時は盛大に泣く
ということを実践しています。
私の場合はどっぷりと感情につかった(ひたった、かな?)方が、浮上するのが早いと思っているからです。
だから、彼氏と別れて一人でゴハンが食べられなくなったら食べません。
悲しい時は、ひたすら悲しい気持ちのままでいます。
休みの日に家から出られなかったら、出ません。
周りから見たら『えっちゃん・・・ちょっと大丈夫!??』と心配になるくらいの落ち込み方かもしれません。
でも、良いんです。
悲しい気持ちや泣きたい気持ちを我慢していると、その方が後々辛くなると思うから。そう知っているから。
なんで私がそんな考えに至ったのか、今日は心理学的な話というよりも私の個人的な経験談です。
私の兄の話
今日はうちのお兄ちゃんの命日なのです。
兄は私たち(私と双子の姉さん)が20歳の時に病気で旅立ちました。29歳でした。
兄が病に倒れた当時、私たちは大学生でした。
姉さんは東京を通り越して埼玉にある大学へ。私は神奈川に近い東京の大学に行っていました。
兄が最初に入院していた病院は、都心にある大学病院でした。
私は大学への通り道でないことや、バイトがあることを言い訳にして、兄のお見舞いにはほとんど行きませんでした。
と言うより、ほとんど行けませんでした。
対して双子の姉さんは学校の行き帰りによく兄の病院に寄っていました。
『お兄ちゃんは私よりも紘子ちゃんのことの方が好きだもんね』
と、私は思っていました。
変な理屈だけど、だから私はお見舞いに行かなくても良いと心のどこかで思っていました。『紘子ちゃんがが行ってるからいいじゃん』って。
私は、どうしてお見舞いに行けなかったのでしょうか。。。
きっと私は自分の家族が死に直面していることが怖かったんだと思います。
自分の身近な家族が死に向かおうとしていること、私はその現実を受け入れることも見ることもできませんでした。
怖かったんです。
兄が病に侵されていくのが。どこかに行ってしまうのが。
兄は最初に入院してから1年も経たずに、旅立って行きました。
その間、転院したり、家に戻ってきたり、また入院したり・・・色々ありましたが、あまり覚えていません。
家族として私は充分に兄と関わることができたのだろうか、本人に聞きようがないので私には分かりません。
でも私は今も大きな罪悪感を感じているので、自分は何もできなかったと思っているようです。
特に姉さんに比べて私は何もできなかった感でいっぱい。
悲しさと涙を閉じ込めると
私は兄が旅立っても兄がいなくなったことで泣くことはありませんでした。
お葬式に私のお友達が来てくれた時、私は初めて泣きました。友達が私を心配してくれている気持ちが伝わったからです。
でも、兄がいなくなったことでは泣きませんでした。多分。
呆然として、家族の死を受け入れられなかったのかもしれません。両親の悲しむ姿を見て、それが辛かったからかもしれません。
私は泣かないことで、兄を失った悲しさをどこかに閉じ込めたようです。
本当はすごくすごくすごく泣きたかったし、悲しかったハズなのに。
そしてその後、私は兄のことをふと思い出して泣くようになりました。
電車の中でも、歩いていても急に。
兄が旅立って20年が経った今でも。
どこかに閉じ込めてしまった涙が、ふとした時に出てくるんです。
『あぁ、あの時ちゃんと泣いておかなかったからだ!!』
と私は思っています。
悲しい気持ちや涙は、我慢しても身体のどこかにずぅっと潜んでいるんだと思います。
そしてその気持ちや涙は、ふとした拍子に出てきて自分を混乱させます。
だから、今は悲しい時は悲しんで泣きたい時には盛大に泣くようにしています。
感情を閉じ込めても良いことはありません。
誰かに迷惑をかけることじゃなかったら良いじゃないですか。悲しんでも、泣いても。
悲しい時は悲しんで、泣きたい時は泣きましょうよ。できるだけ盛大に!
一人でも、カウンセラーの前でも、どこでも安心できる場所で。
そうしないと、20年後に自宅のトイレで急に泣くハメになりますよ(笑)
でも。。。
もしかしたら、私はそのおかげで兄のことをずっと忘れないのかもしれません。ずっと好きでいるのかもしれません。
そういう自作自演だったのか?私よ。
明日は家族で兄のお墓まいりに行ってきます!
ではまた。
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