今、ここで自分と繋がること：マインドフルネス

2021.06.28
カウンセラー仲間, 心理学, 自分自身の問題

こんにちは。

パートナーシップ　コンサルタント Studio Sou 竹内えつこです。

今日は心理学のお話。

心理学の本やブログで『自分を受け入れましょう』『自分と繋がりましょう』と書かれていることがありますが、具体的にどうすれば良いのか、イマイチ分からなかったりしませんか？

私も最初は『【自分と繋がる】って言われても、漠然としていて何だか分からん！ってか？自分なんだから、自分と繋がってないことなんてないよね？』と思っていました。

その後、心理学を学んで自分自身がカウンセリングをする立場になって、ようやく【自分と繋がる】ことを実感してきたように思います。

私は日々、色々な方のセッションを行っているのですが、その中でよく【感情】についてお聞きすることがあります。

『その時、◯◯さんはどう感じられたのですか？』
『それで、◯◯さんはどう思われたのですか？』

と私はよくお聞きしています。

恋愛、夫婦関係、人間関係、自分自身のこと・・・セッションで扱うテーマは様々です。

なんらかの問題を解決したい！と思ってクライアントさんはセッションにお越しいただくのですが、そこで起こっている問題だけにフォーカスするのではなく、今、感じている感情に気づいてもらうことも大切なことだと私は思っています。

辛い
悲しい

言葉で表現するととてもシンプルですが、その『辛い』や『悲しい』の中には色々な感情が含まれていると思うんです。

自分が何を感じているのか？具体的に何が辛いのか？具体的に何が悲しいのか？
それを一つ一つ見ていくことは、問題を解決する上でとても大切なことです。

マインドフルネスで自分と繋がる

最近【マインドフルネス】という言葉をよく耳にします。

『マインドフルネスって瞑想でしょ？』と私はずっと思っていたのですが、どうやら違うようです。

私のカウンセラー仲間の吉田れんカウンセラーがこんなブログを書いていました。

心理カウンセラー×ヨガ吉田れん

心理カウンセラー×ヨガ吉田れん

http://counseling-lotus.com

マインドフルネスとは、
『今、この瞬間』を大切にする生き方だと言われています。

私たちは日常生活で身の周りの出来事に対して自動的に反応したり、

過去や未来のことを考えたりして、
心や意識が「今」にないことが多いです。

私たちの頭の中って、とても忙しくて、
１日に6.2万個の思考を巡らせているんです。

「今この瞬間」に意識を向けると、
外の出来事に意識をとられなくなるため、

自分のために意識を100%使うことができるようになり、しっかりとした自分の軸ができます。

な・・・なるほど・・・

マインドフルネスって瞑想法じゃなくて、考え方のことだったのですね。

れんカウンセラーも書いていますが、人間は１日に6.2万個の思考を巡らせていて、これは『内部対話』と呼ばれる自分自身との対話です。

内部対話にはポジティブなものとネガティブなものがあります。

ポジティブな内部対話は良いと思いますが、ネガティブな内部対話が一日中続けられていたとしたらどうでしょう。

『私なんて、どうせダメだよね』
『どうせ、上手くいくわけないよね』
『また失敗した！私、バカだなぁ』

このように、自分自身の中でずっとずっと自分を責めている状態です

これは・・・想像するだけでもキツいですよね（ ; ; ）

今、ここにフォーカスすることで今の自分の感情に気づくこと。
自分自身のネガティブな声に気づくこと。
そしてネガティブな声を否定するのではなく、受け入れて自分自身を大切に扱うこと。

これが自分と繋がるために必要なことだと私は思います。

私たちが生きていく中で、様々な問題が起こりますよね。
実はその問題は、自分との繋がりが切れていることが原因となって起きていることもあるのです。

でも逆に考えると、問題が起こる＝自分との繋がりを取り戻すチャンス！　なのだと思いませんか？
ピンチはチャンス！です。