
パートナーシップを入り口に、
「私はどう生きたいか」を取り戻す
パートナーシップ コンサルタント
竹内えつこです。
「本当は会いたい。でも、私から言うのはなんか嫌」
「寂しいけど、そんなこと言ったら重いかな」
「私ばっかり会いたがってるみたいで嫌だな」
好きな人ができると、そんなふうに素直な気持ちを言えなくなってしまうことってありませんか?
本当は会いたい。
もっと連絡してほしい。
寂しい。
声が聞きたい。
でも・・・好きだからこそ言えない。
今日は、そんな「好きな人の前で素直になれない」という心理について考えてみたいと思います。
好きな人ほど「会いたい」「寂しい」が言えない
好きな人に素直になれない理由はいろいろあります。
「重いと思われたくない」
「会いたい」「寂しい」と伝えることで、
「そんなに俺のことばっかり考えてるの?」
「重いな」
と思われたらどうしよう。
そんな不安があると、本当は寂しくても平気なふりをしてしまいます。
「断られたら傷つく」
「会いたい」と言わなければ、断られることもありません。
でも、勇気を出して「会いたい」と言って、
「今週は無理」
「忙しいから」
と返されたら、やっぱり悲しいですよね。
ただ予定が合わなかっただけなのに、
「私には会いたくないってこと?」
「私ってその程度なのかな」
と、自分が拒絶されたように感じてしまうこともあります。
だから傷つかないために、最初から言わないという選択をすることもあります。
「面倒な女だと思われたくない」
「寂しい」「もっと連絡してほしい」「会いたい」
そんな気持ちを伝えたら、
「面倒くさい」
「付き合いきれない」
と思われて、嫌われてしまうんじゃないか。
特に過去の恋愛で「重い」「面倒くさい」と言われた経験があったり、相手に合わせることが多かったりする人ほど、自分の気持ちを出すことに慎重になることがあります。
「相手の負担になりたくない」
「仕事が忙しそうだから」
「疲れているみたいだから」
「今、大変そうだから」
相手を思いやれる人ほど、自分の気持ちを後回しにしてしまうことがあります。
「私が寂しいなんて言ったら、彼を困らせるかもしれない」
そうやって相手を優先しているうちに、自分が寂しいことすら「感じちゃいけないこと」のようになってしまうんです。
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こうして見てみると、
「会いたい」「寂しい」が言えないとき、その奥には「傷つきたくない」「嫌われたくない」という怖れが隠れていることがあります。
だから、素直になれない自分を責めるよりも、
「私は何が怖くて言えないんだろう?」
と考えてみると、自分の本当の気持ちが見えてくるかもしれません。
ちなみに私の場合、付き合っている相手には「会いたい」「寂しい」と言うことには、それほど抵抗がありません。
でも、まだ付き合う前なら、
「会いたいって伝えて、私ばっかり追いかけてる感じになるのは嫌だなぁ」
と思うことはあります。
私は追われたい派なので(笑)
こんなふうに、同じ「素直になれない」でも、その理由は人によっても、相手との関係性によっても違うのです。
ここで大切なのは、
「私はどうして、寂しい・会いたいって言いたくないんだろう?」
と、自分の気持ちを見てみることです。
「寂しい」「会いたい」は、悪い感情じゃない
「寂しい」と思うと、
「こんなことで寂しくなるなんて」
「もっと一人でも平気にならなきゃ」
「彼のことばっかり考えている自分が嫌」
と、そんな自分を否定したくなることもあるかもしれません。
そして仕事をしたり、予定を入れたり、他のことを考えたりして、寂しさを感じないようにしようとする人もいるでしょう。
もちろん、気分転換すること自体は悪いことではありません。
でも、その前に、
まずは「私、寂しいんだな」と認めてあげることが大切だと私は思っています。
だって、「会いたい」と思うのも、「寂しい」と思うのも、それだけその人のことが大切だからですよね。
どうでもいい人に会えなくても寂しくはなりませんし、そもそも思い浮かびもしないハズ。
だから、寂しさを悪者にする必要はないんです。
「私は今、この人に会いたいんだな」
まずは自分がその気持ちを受け止めてあげましょう。
我慢するほど、気持ちは重くなっていく
私は「会いたい」「寂しい」という気持ちは、自分の中で重くなる前に、できるだけ軽く伝えるようにしています。
なぜなら、
「寂しさ」は、自分の中で熟成させるほど、言外に重さが乗ってしまうからです。
最初は、
「会いたいな」
くらいだったはずなのに、
「でも忙しそうだし」
「私から言わない方がいいかな」
「重いって思われたくないし」
と我慢する。
さらに我慢する。
もっと我慢する…
そうしているうちに、
「なんで会おうとしてくれないの?」
「私ばっかり我慢してない?」
「私のこと、本当に好きなの?」
と、最初はただの「会いたい」だった気持ちに、いろいろな感情がくっついてきます。
その状態で、
「会いたいな」
と言っても、言葉の裏には、
「こんなに我慢したんだから分かってよ」
「ちゃんと私の気持ちに応えてよ」
「私の寂しさをあなたが解消してよ」
という思いが乗ってしまう。
これが「重さ」になるんです。
だから私は、気持ちがまだ軽いうちに、
「会えると嬉しいな」
「ちょっと寂しくなってきたなぁ」
と伝えてしまった方がいいと思っています。
そして、この「我慢する」というパターンを繰り返している人もいるかもしれません。
本当は寂しい。
本当は会いたい。
本当はもっと連絡してほしい。
でも、それを言わずに我慢する。
「これくらい我慢しなきゃ」
「相手にも事情があるから」
「私がわがままなのかもしれない」
そうやって自分の気持ちを抑えているうちに、ある日限界がきて、
「なんで私の気持ちを分かってくれないの!?」
と爆発してしまう。
そして爆発したあとには、
「またやっちゃった……」
「こんな重い自分だからダメなんだ」
と自己嫌悪する。
もし、このパターンを何度も繰り返しているのだとしたら、問題は「感情的になってしまうこと」だけではありません。
なぜ私は、爆発するまで自分の気持ちを我慢し続けてしまうんだろう。
なぜ私は、寂しいときに「寂しい」と言えないんだろう。
なぜ私は、自分の気持ちより相手の事情を優先してしまうんだろう。
なぜ限界になるまで我慢しないと、自分の気持ちを出せないんだろう。
もしかすると、そこには今の恋愛だけではなく、これまでの人間関係や過去の経験が関係しているのかもしれません。
素直に伝えたのに、応えてもらえなかったら?
ただし。
ここからが難しいところです。
「会いたい」と素直に伝えたからといって、相手が会ってくれるとは限りません。
「寂しい」と言ったからといって、すぐに連絡をくれるとも限りません。
私も、
「寂しい」
「会いたい」
と伝えたのに相手が応えてくれないと、
寂しい・会いたいと伝える
↓
応えてくれなくて悲しい
↓
落ち込む
↓
だんだん腹が立ってくる
という流れになることがあります^^;
そして私の場合は最後に、
「……別にいいけど」(拗ねる)
となります。
ちなみに、この「別にいいけど」は、全然よくないときに出る言葉です(笑)
「素直に会いたいって言ったのに、応えてもらえなかった」
これって、やっぱり悲しいですよね。
だから「だったら最初から言わなきゃよかった」と思ってしまうこともあるでしょう。
でも、ここで考えてみたいことがあります。
気持ちを伝えることと、相手を動かすことは別
「会いたい」と伝えることと、
「私が会いたいと言ったんだから、会ってほしい」
は、実は別の話です。
自分の気持ちを素直に伝えるところまでは、自分ができること。
でも、その気持ちを受け取ってどうするのかは、相手が決めることなんです。
仕事が忙しいのかもしれない。
疲れているのかもしれない。
今は一人で過ごしたいのかもしれない。
もちろん、「それでも私は会いたかったのに」と寂しくなることはあります。
それはそれでいいんです。
でも、
「伝えるところまでが私。どう応えるかは相手」
という境界線は持っておいた方がいいと思います。
素直になるというのは、自分の気持ちを相手に叶えてもらうことではありません。
「私は会いたい」
「私は寂しい」
と、自分の気持ちを伝えること。
そして伝えたあとは、相手の選択として手放す。
これができると、気持ちを伝えることが「要求」になりにくくなります。
それでも寂しいときは、どうしたらいい?
とはいえ、
「相手の選択だから仕方ないよね!」
と頭で理解したところで、寂しさが一瞬で消えるわけではありません。
寂しいものは寂しい。
そんなときは、その気持ちを一人で抱え込まなくてもいいと思います。
友達に話したり、カウンセラーに話したり。
誰かに、
「会いたかったのに会えなくて寂しいんだよー!」
と聞いてもらうだけでも、気持ちは少しずつ外に出ていきます。
そして、個人的には体を動かすのもおすすめです。
私の場合は、プールで泳いだり、サウナに行ったりします。
泳いで、サウナに入って、
「あー、楽しかった!」
となると、
「ま。会えなくてもいっか。彼は仕事頑張ってるみたいだし、私も仕事頑張ろ」
と思えたりします。
感情は、自分の中に溜め込むのではなく、外に「放す」ことが大切です。
誰かに話すこともそうですし、体を動かすことも感情を外に放す方法のひとつ。
だから、寂しさや悲しさを感じたときは、自分に合った方法で「発散する」ことを意識してみてください。
大切なのは、「彼に会えない寂しさを忘れるために何かする」のではなく、
まず「私は寂しい」と自分の気持ちを認めること。
そのうえで、その気持ちを誰かに話したり、体を動かしたり、自分が楽しいと思えることをしたりして、少しずつ外に出していくことです。
「会いたい」と思える人がいることは大切なこと
好きな人がいたら、会いたいと思う。
会えなかったら、寂しいと思う。
それは、とても自然なことです。
だから、
「もっと一人でも平気にならなきゃ」
「寂しがる私はダメ」
「こんなこと言ったら重い女だと思われる」
と、自分の気持ちを否定しなくてもいいんです。
「会いたい」と思えるくらい、大切な人がいる。
まずは、その気持ちを自分が認めてあげる。
そして伝えたいなら、我慢して気持ちが重くなる前に、軽く伝えてみる。
ただし、その気持ちにどう応えるかは相手に委ねる。
もし応えてもらえなくて寂しかったら、その寂しさもまた、自分でちゃんと認めてあげる。
「素直になる」というのは、何でも相手にぶつけることではなく、
自分の本当の気持ちを、自分がなかったことにしないことなのかもしれません。
もしあなたが、
「いつも我慢して、最後に爆発してしまう」
「寂しいと言えずに、つい拗ねてしまう」
「相手に合わせているうちに、自分が何を感じているのか分からなくなる」
そんな恋愛を繰り返しているのなら、一度、そのパターンについて一緒に考えてみませんか?
「素直に言えばいい」と頭では分かっていても、できないことには、その人なりの理由があります。
カウンセリングでは、目の前の彼との関係だけではなく、
「なぜ私は、こんなに我慢しないと自分の気持ちを出せないんだろう?」
というところから、そのパターンの原因を探っていきます。
寂しさを我慢して爆発するのではなく、もっと自然に自分の気持ちを伝えられるようになりたい方は、ぜひお話を聞かせてくださいね。
竹内えつこでした。
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