婚活を続けているのに相手に違和感を感じたり、体調を崩してしまう。
それは本当に「親密感への怖れ」が原因なのでしょうか?「結婚」だけではなく、その先どんなパートナーシップを築き、どんな人生を生きたいのか。
一度、立ち止まって考えてみませんか?

パートナーシップを入り口に、
「私はどう生きたいか」を取り戻す
パートナーシップ コンサルタント
竹内えつこです。
今日は『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします!
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婚活と体調不良
アラサー独身女です。
マッチングアプリを1年、結婚相談所にも入会し、この2年間婚活を続けていますが、まともに彼氏もできず結婚もできていません。男性と付き合う前や直後になると、決まって体調が悪くなります(朝起きられない、食欲不振、普段はない頭痛など)。自分でも「相手への違和感を押し殺して『この人は私を理解してくれるから』と突き進もうとしている」「相手を『好き』という感情ではなく条件や要素で判断しようとしている」のが原因だと自覚しています。
結婚相談所の無料相談で「あなたは本当に結婚したいの?」と言われたり、周囲から「相手の問題ではなくあなたの思考の問題」「親密になるのが怖いのでは」と言われます。一理あるとは思いますが、実際には別れ際に態度が豹変する人や、強いコンプレックスをぶつけてくる男性もいたため、この体調不良によって危機を回避できてきたという実感もあります。でも、「この人と生活したら良い結婚生活が送れるだろうな」と思っている時ほど体調が悪くなります。
趣味を増やしたりSNSを始めて同性の友人は増え、それはそれで楽しいのですが、やはり異性のパートナーが欲しいです。声をかけてくれる男性もいますが好きになれませんでした。現在はマッチングアプリを細々とやっており、体調は崩していませんが、「このままでいいのか」と不安です。
婚活を始めた動機は、1人で旅行に行った際、「この楽しさを誰かと共有したい」と思ったことです。彼氏彼女という関係よりも、もっと安定・安心できる環境が欲しく、最近は子どもが欲しい気持ちも芽生えてきました。
過去に人を好きになったことはあり、恋愛経験・性欲もあります。既往歴はありません。相手の違和感を細かく察知して体調を崩してしまう場合、どうやって婚活を進めていけばいいでしょうか?
私と同じように「親密になるのが怖い」「結婚したいのか分からないと言われる」という状態から、パートナーシップを築けた方の体験談があれば教えていただきたいです。ほしさん
体調不良は「相手への違和感」?それとも「親密感への怖れ」?
ほしさん、ご相談ありがとうございます。
2年間、マッチングアプリや結婚相談所で婚活を続けてこられたのですね。
>実際には別れ際に態度が豹変する人や、強いコンプレックスをぶつけてくる男性もいたため、この体調不良によって危機を回避できてきたという実感もあります。
相手に違和感を感じて、そこで撤退できていること自体は悪いことではないと私は思います。
だからそこで、
「また体調が悪くなった。私には親密感への怖れがあるからだ」
と、すべてを自分の問題にしてしまう必要はないと思うんです。
ほしさんは、実際にその後の相手の言動を見て、
「やっぱり、あの時感じていた違和感は間違っていなかったんだ」
と思ったことがあったのですよね。
人間の勘や違和感って意外と侮れないものです。
なので、身体の反応を無視してまで、
「この人は条件がいいから」
「私のことを理解してくれるから」
「結婚相手としては悪くないから」
と進む必要はないと思います。
ただ、一方で気になるのがここです。
>でも、「この人と生活したら良い結婚生活が送れるだろうな」と思っている時ほど体調が悪くなります。
もしかすると、そこには相手への違和感だけではない何かがあるのかもしれません。
私は、今回のこのご相談文だけを読んで、
「ほしさんは親密になるのが怖いんだと思いますよ」
と、決めつけることはできません。
そもそも「親密になるのが怖い」というのは、ほしさん自身が感じていることなのでしょうか?
それとも、「あなたは親密になるのが怖いんじゃない?」と周りから言われて、
「そうなのかなぁ……」と思うようになったのでしょうか。
周りから言われた「あなたってこういう人だよね」という言葉って、意外と自分の中に残ってしまうものです。
でも。
周りの人が言ったことが、100%正しいとは限りませんよね。
だから、
「これは相手への違和感なのか?」
「それとも私自身の怖れなのか?」
どちらかに急いで答えを出さなくてもいいと思います。
そうではなく、身体が反応した時には、
「私はこの人の何に違和感を感じているんだろう?」
「この人と付き合うと考えた時、私は何が嫌なんだろう?」
「逆に、何が怖いんだろう?」
そんなふうに、一つずつ自分の気持ちを見ていくことの方が大切なのではないでしょうか。
「本当に結婚したいの?」と言われてしまう理由
>結婚相談所の無料相談で「あなたは本当に結婚したいの?」と言われたり、
結婚相談所は、その名の通り「結婚」を目的に活動する場所です。
だから、ほしさんの言動が
「結婚したいのかどうか分からない」
という状態に見えれば、そう聞かれるのも仕方ない部分はあると思います。
でも私は今回、ご相談文を読んでいて、
ほしさんは「結婚したくない」のではなく、「結婚することだけを目的にしたくない」のではないかな?
と感じました。
だって、ほしさんはちゃんと、「異性のパートナーが欲しい」と書いてくださっています。
そして、
「この楽しさを誰かと共有したい」
「もっと安定・安心できる環境が欲しい」
「最近は子どもが欲しい気持ちも芽生えてきた」
とも書いていますよね。
だから、ほしさんが欲しいものはハッキリしているんですよね。
ただ、それを全部ひっくるめて、
「結婚したい」
という言葉にしようとすると、何か違和感を感じてしまうのかもしれません。
「結婚」をゴールにすると、相手を条件でしか見られなくなる
>「相手を『好き』という感情ではなく条件や要素で判断しようとしている」のが原因だと自覚しています。
相手を条件や要素で判断しようとするのは、婚活ではある意味、仕方ないことでもあると思います。
たとえば、
「○歳までに結婚する」
ことだけがゴールだったとします。
そうすると男性を見る時も、
年齢は?
仕事は?
年収は?
住んでいる場所は?
子どもを望んでいる?
生活力はある?
性格は穏やか?
結婚生活に向いている?
と、
「この人は結婚相手として適しているか?」
で判断することになります。
そして、条件をクリアしている男性と出会ったら、
「この人と生活したら、良い結婚生活が送れそう」
と思います。
でも、そこで
「私は、この人と一緒にいたいの?」
が抜けていたら、心や身体が「ちょっと待って!」となることもあるのではないでしょうか。
だから私は、ほしさんの場合、
婚活をもっと頑張ることよりも、一度「ゴール」を設定し直してみること
をおすすめしたいと思います。
欲しいのは「結婚」ではなく、その先にあるものかも
だから私がほしさんにご提案したいのは、
「結婚したいかどうか?」ではなく、
「私は、どんなパートナーシップを築きたいんだろう?」
と考えてみることです。
ほしさんは、
>婚活を始めた動機は、1人で旅行に行った際、「この楽しさを誰かと共有したい」と思ったことです。
と書いてくださっています。
私は、この気持ちにほしさんが求めているパートナーシップのヒントがあるように思います。
「どんなことを一緒に楽しみたい?」
「どんな時間を二人で過ごしたい?」
「どんな関係だったら安心できる?」
「子どもがいるとしたら、どんな家族になりたい?」
そんなふうに、
「結婚すること」ではなく、「結婚した先でどんな毎日を送りたいのか」
を具体的にしてみてください。
そうすると、
「結婚相手として条件を満たしている人を探す」
から、
「私が望んでいる関係を一緒に築いていける人を探す」
に、婚活の視点も変わってくると思います。
親密感への怖れがあると、パートナーはできないのか?
>私と同じように「親密になるのが怖い」「結婚したいのか分からないと言われる」という状態から、パートナーシップを築けた方の体験談があれば教えていただきたいです。
最後に、ほしさんが体験談を聞きたいと書いてくださっていたので、少し私自身の話をさせてください。
私は二度離婚しています。
なので、私自身にも親密感への怖れはあると思います。
そして以前は、私も「結婚」という形にこだわっていた時期がありました。
でも、コーチングを使って自分自身と向き合っていく中で、
「結婚すること」だけをゴールにすると、私は苦しくなるんだ
ということに気づきました。
今の私は、
「結婚するか、しないか」
よりも、
「私はどんな人と、どんなパートナーシップを築きたいのか?」
を大切にしています。
現在も、私自身が理想のパートナーシップを模索している途中です。
ちなみに、そんな私ですが、
今までパートナーが途切れたことはありません(笑)
なので、
「親密感への怖れがあるかもしれない」
「結婚したいのか分からない」
からといって、
「私はパートナーシップを築けない人なんだ」
と思わなくて大丈夫です^ ^
「私の何が悪いんだろう?」ではなく「私はどうしたい?」
婚活が長くなってくると、
「私の何が悪いんだろう?」
「どうして私は人を好きになれないんだろう?」
「やっぱり親密になるのが怖いのかな?」
と、原因探しをしたくなることがあります。
もちろん、過去の恋愛や親密感への怖れについて見ていくことが必要な場合もあります。
でも、それと同じくらい、
「これから私は、どんな人生を生きたい?」
という未来から考えることも大切です。
誰かとパートナーシップを築くことも、結婚することも、人生の通過点でしかありません。
だから、そこをゴールとしてしまうと苦しくなってしまいます。
ほしさんの場合は、婚活をもっと頑張る前に、
「私はどんなパートナーと、どんな関係を築いて、どんな毎日を送りたいんだろう?」
というゴールを、一度じっくり考えてみてもいいのではないでしょうか。
私のコーチングでは、
「今の自分にできそうなこと」
「今までうまくいかなかった理由」
から考えるのではなく、
「本当はどうなりたい?」
というところから、一緒に未来を描いていきます。
一人で考えていると、
「でも、そんな人いるのかな」
「私には無理なんじゃないかな」
「もう年齢的に急がないと」
と、どうしても今までの経験や不安に引っ張られてしまうことがあります。
そんな時は、ぜひコーチングを使って、一緒に整理していきましょう。
「結婚できる私になる」のではなく、
「私はどんな人と、どんな人生を生きたいのか」
そこが見えてくると、これからの婚活も少し違って見えてくると思います。
竹内えつこでした。
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