【恋愛】「モラハラは愛じゃない」あなたが悪いのではなく、今こそ自分を守るとき【お悩み相談】

モラハラの言葉に傷つきながらも、「私が悪いのかも」と思っていませんか?
モラハラは、愛ではなく支配です。 どんな理由があっても暴言や暴力は正当化されません。

逃げることは負けじゃありません。
心を壊す前に、“自分を守る勇気”を持ってください。

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パートナーシップ コンサルタント 竹内えつこです。

今日は『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします!

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今日のお悩みはコチラです。

私が1ミリも成長してないと言われる

同棲している彼のことです。
お互い30代で家賃と食費折半。
光熱費は彼、日用品は私です。

昨夜、彼が仕事などでイライラしていたようで今日何してた?と聞かれ普通に今日はプール行ってこうだったよー!と返したらお前とは会話が続かない、楽しくない、彼が最近仕事が上手くいっておらずイライラしていたので、私が引っ越し考えないとねーと何げなく言ったら、オレはずっと言ってる。
お前は提案すらしない、やる気ねぇもんなぁと言われましたが私的にはちゃんとこんな場所どう?こういうキャンペーンとかやってるみたいだし、雪降らないし住みやすそうだよね。
みたいな話はしました。
でも流されたので彼の中では北海道一択のようで、やる気の問題ではなく私は北海道に詳しくないので適当にこういうのは?とか言えませんし、生活していくなら仕事のことや近くに病院とかスーパーとかあるのか、賃貸か家賃はどうかとかいろいろある程度知らないと何も言えないかなとか、いま現在収入がほとんどない中で引っ越し費用など全て彼に頼るのではなく、私も多少の頭金など出せるようにならないとこういうのいいんじゃない?
なんて軽く言うのも憚られ私なりに真剣に考えていたつもりでしたがつもりだったようです。

それ以来何を話しかけても無視されております。
食事も作ってはいますが一緒に食べることはなくなりました。
以前彼にやめろと言われたからやめたのに今度はしなくなったよな。
と真逆のことを言われたり、正直何を信じて行動したらいいのか彼が何を求めているのか分からず接し方も探り探りになってしまい、お前は人として終わってるんだからもう少し考えろ。
とかカス、クズ、ゴミ、お前と居るメリットは?損しかない存在なんだから死んでみたら?消えろなど言われることが増え、私自身彼に何か相談したり話しかけたりするのが苦痛になってきてどう接していけば良いのか分からない。

本日の夜も先ほど彼が帰ってきてから私が資格試験のテストの返却があり、そのことで私の間違いにこんな用語ないじゃん。
バカだなと言われ彼の解説ともう覚えただろと言われたため、私ノートに書かないと覚えられないんよねーと返事したら説教してるわけでもないし今話したんだから少しは頭に入ってるだろ。
いちいち突っ込んでくるな!から始まり私が1ミリも成長してないし、人の話は最後まで聞けよ!というところまですごくキレられました。
先ほどまで3時間程正座で怒鳴られ、何度言っても分からないバカだからと後頭部を思いきり叩かれ、メガネが飛び壊れました。
とりあえずまた死んでほしいと言われたので、行くところはありませんがマン喫などに移動したほうが良いでしょうか?

ぴぃちゃんさん

とりあえず「逃げる」選択を

>先ほどまで3時間程正座で怒鳴られ、何度言っても分からないバカだからと後頭部を思いきり叩かれ、メガネが飛び壊れました。
>とりあえずまた死んでほしいと言われたので、行くところはありませんがマン喫などに移動したほうが良いでしょうか?

まず最初にお伝えしたいのは、「今すぐに安全な場所へ避難してください」ということです。

彼から暴力や暴言を受けているという状況は、すでに危険な状態です。
叩かれる、罵倒される、人格を否定される…これは「愛」でも「しつけ」でも「教育」でもなく、モラルハラスメント(モラハラ)です。

モラハラの怖いところは、被害者が「自分が悪いのではないか」と思い込み、逃げる力を奪われていくことです。

でも、ぴぃちゃんさんは何も悪くありません。
暴言や暴力を受ける理由なんて、どこにもないのです。

ましてや暴言や暴力が「お前のためだ」と言われたとしても、そんなものは「愛」ではありません。

今はまず、安全な場所に避難してください。
ご実家が難しければ、ネットカフェ、女性支援センター、一時保護施設などがあります。
警察も「暴力を受けた」と言えば対応してくれます。

まずは自分の身を守る行動をしてください。

モラハラとは何か

モラハラ(モラルハラスメント)とは、言葉や態度で相手を支配し、コントロールしようとする行為です。

殴る蹴るといった身体的暴力がなくても、心を追い詰める暴言や無視、人格否定などもすべてモラハラです。

>クズ、ゴミ、お前と居るメリットは?損しかない存在なんだから死んでみたら?消えろなど言われることが増え、私自身彼に何か相談したり話しかけたりするのが苦痛になってきてどう接していけば良いのか分からない。

「カス」「クズ」「お前に価値はない」といった言葉は、ぴぃちゃんさんを支配するための道具です。
ぴぃちゃんさんを小さくして、彼が優位に立つために使われています。

ぴぃちゃんさんが彼の顔色を伺うようになっているということも、モラハラ被害者の特徴のひとつです。

モラハラを受け続けると相手にマインドコントールされて、自分がどんどんなくなって他人軸になってしまうのです。

私の元夫もモラハラでした。

責められ、怒られ続けるうちに、自分が壊れていくのを感じました。

>先ほどまで3時間程正座で怒鳴られ、何度言っても分からないバカだからと後頭部を思いきり叩かれ、メガネが飛び壊れました。

これも・・・すごく分かりますし、身に覚えがありすぎます。
私も一方的に何時間も怒られたことがありました。

その時は
「私が悪いのかも」「私がもっと頑張れば」と思っていましたが、違いました。

今の私には分かります。
自分が壊れてしまうほど頑張らないと成り立たない関係は、愛ではありません。

そもそもパートナーシップは対等なものだと思います。

足りないところをお互いに補い合うことはあっても、相手を恐怖で支配する関係は・・・対等ではないですよね。

カサンドラ症候群について

モラハラの被害者が陥りやすいのが「カサンドラ症候群」と呼ばれる状態です。
相手との関係の中で、気持ちを理解してもらえない孤独感や無力感を感じ続けることで、心身に不調をきたすことがあります。

・自分の感情が分からなくなる
・涙が止まらない
・頭痛や胃痛が続く
・自分を責めてばかりいる

これらは「弱いから」ではなく、心が悲鳴をあげているサインです。

私は元夫と結婚しているときは「起立性低血圧」を患っていました。
よく微熱を出して、体調も悪かったです。

モラハラを受けていると、いつの間にか自分がカゴの中の鳥になってしまいます。

外の世界と接点がなくなり(私は家族と連絡を取ることができなくなりました)相手と2人の世界で逃げることができません。

ぴぃちゃんさん、あなたが感じているその孤独や混乱は「異常」ではなく、心が限界まで頑張ってきた証拠です。

ココロノマルシェに相談してくれたように、彼とのことを誰かに話すこと、支援を受けることが、ぴぃちゃんさんをを少しずつ取り戻すきっかけになると思います。

モラハラを受ける原因

「なぜ私はモラハラされるの?」と自分を責めてしまう方も多いですが、それはあなたのせいではありません。

ただ、心理学的に見ると、モラハラ加害者と被害者にはある種の「引き寄せ合う構図」があります。

モラハラ加害者は「支配したい人」、被害者は「相手に合わせてしまう優しい人」であることが多いのです。

自分より相手を優先してしまう、波風を立てたくない、自分が我慢すれば丸く収まる…そんな優しさが、モラハラ加害者にとっては“支配しやすい相手”に映ってしまうのです。

そしてモラハラ被害者の特徴として「自己肯定感の低さ」があります。

自分が自分をちっぽけに扱っているのと同じだけ、パートナーから粗雑に扱われてしまうのです。

だからこそ大切なのは、「私が悪い」と思うのをやめること。自分の価値を受け入れること。

そして「私の人生を取り戻す」と決めることです。

モラハラの対処法

モラハラの基本的な対処法は、次の3つです。

① 距離をとる(物理的に離れる)
まずは安全確保。
マンガ喫やホテル、友人宅など、どこでも構いません。
暴力や暴言がある環境から離れることが最優先です。

② 記録を残す
LINEのスクショ、録音、メモ。暴力・暴言の証拠を残しておきましょう。
後で法的な保護を受ける際にも役立ちます。

③ 専門家に相談する
女性相談センター、警察、カウンセラーなど、必ず誰かに話してください。
孤立すると、思考が麻痺してしまいます。

もしぴぃちゃんさんが「どこにも行けない」「誰にも言えない」と感じているなら、どうか私たちカウンセラーを頼ってください。
どうかひとりで抱えないでくださいね。

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まとめ

あなたは今、とても危険な場所にいます。
でも、勇気を出して逃げることは「弱さ」ではなく、「生きる力」です。

誰かに「助けて」と言ってください。
逃げてもいい。泣いてもいい。 あなたの命も心も、大切にされる価値があります。

あなたが「安心して笑える毎日」を取り戻せるよう、心から祈っています。

竹内えつこでした。

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