【人間関係】頼まれたのに拒否される、期待したのにがっかりする。親に振り回されないための線の引き方【お悩み相談】

頼まれたのに拒否される。期待したのにがっかりする。
親に振り回されるのは、もう終わりにしませんか?

親の問題まで背負わなくていいんです。

大切なのは、無理せずラクでいられる距離感。
「親は親、私は私」その線を引くことが、心を守る第一歩ですよ。

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パートナーシップ コンサルタント 竹内えつこです。

今日は『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします!

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今日のお悩みはコチラです。

両親との距離感に悩んでいます

40代女性です。
両親との距離感についてのご相談です。

私は三きょうだいの長女です。
高校時代から引きこもりの弟と、私に対する子育ての失敗?を活かして自由に育てられた妹がいます。
私自身は、小さいころより賢い方で優等生だったのですが、親からは自分たちのレベルよりも出来すぎていて手に負えない、どうしたらいいか分からないと思われながら育てられてきました。
甘えられず、子ども扱いをされず成長し、実家は居心地が悪すぎて大学進学を機に一人暮らしを始め、それからは基本的には実家と離れた土地で暮らしています。
物理的、心理的な距離があれば、表面上はうまくやれていましたが、何かきっかけがあり近づかざるを得ない時は大抵衝突を繰り返してきました。

昨年、色々なことが重なり、そんな時根本先生のブログと出会い、仕事やパートナーシップ、人生のトラブルの原因は両親との関係にあるということが分かり、自分なりに少しずつ癒しを進めてきました。
その結果、両親のことを許すことができ、親も1人の人間なんだと思えるようになり、自分の気持ちもすごく軽くなって、両親との関係も今までとは違ってきたと思っていました。
しかし、最近になって、親と会話する中で両親の将来のことについて私が提案したことを、私が詳細調べてる数日の間に、「やっぱりその提案聞くのやーめた!」という、突然ばっさり扉を閉ざされるというリアクションを取られました。(私が1人で勝手に調べていた訳ではないです。向こうも調べて欲しいと言っていました。)
こういうことは、幼少期からよくありました。
その度に、私のこと信用してないんだなぁと傷付いてきました。
今回は、自分の中で癒しが進んでいたためか、そこまで傷付くことはなかったのですが、「またかー!相変わらずだなぁ。」と思ってしまいました。

正直こういうことが繰り返されると、やっぱり両親とはこれ以上近づくのは面倒だなと思ってしまうのですが、それって結局何も変わっていない気もするし…
どうせ私の言葉は軽く取られるし、一生懸命考えても結局聞いてくれないのはがっかりするし、このまま距離を取ったお付き合いで済ませてしまってもいいのか悩んでいます。
こんな両親との関わり合いをどうしたらいいかアドバイスいただけると幸いです!

くまさん

なぜ近しい人には期待してしまうのか?

ご相談ありがとうございます。

>昨年、色々なことが重なり、そんな時根本先生のブログと出会い、仕事やパートナーシップ、人生のトラブルの原因は両親との関係にあるということが分かり、自分なりに少しずつ癒しを進めてきました。

昨年からは自分なりに心の癒しに取り組み、親も一人の人間なんだと思えるようになったのは、とても大きな成長です。

>どうせ私の言葉は軽く取られるし、一生懸命考えても結局聞いてくれないのはがっかりするし、このまま距離を取ったお付き合いで済ませてしまってもいいのか悩んでいます。

くまさんはご両親の反応を「自分の言葉が軽く取られている」と感じていますが、ここには期待が含まれていると思います。

なぜなら私たちは「近い存在ほど期待が大きくなる」からです。

親に対しては無意識に「私の気持ちをわかってほしい」「受け入れてほしい」「頼ってほしい」という願いが残りやすいものです。
これは、たとえ大人になっても完全には消えません。

その期待があるからこそ、親から突き放されたり、提案をバッサリ否定されたりすると、必要以上に傷ついたり、がっかりしたりしてしまうんです。

だからといって、期待することが悪いのではありません。

期待するのは自然な感情です。

ただ、その期待がかなわなかったときに、「やっぱりダメなんだ…」と自分を責めたり、過剰に落ち込んでしまうとしんどくなるので、ここで必要なのが「線引き」です。

親は親、私は私

近い関係だからこそ、心理的に混ざりやすいのが親子関係です。
だからこそ、はっきりと「親は親、私は私」と意識して線を引くことが、とても大切です。

線を引くとは、冷たくするということではありません。
親の問題は親が解決するべきもので、私の問題は私が責任を持つ、ということを自分の中で決める、ということです。

拒否=信頼されていないのではない

次はちょっと違う視点で考えてみたいと思います。

>しかし、最近になって、親と会話する中で両親の将来のことについて私が提案したことを、私が詳細調べてる数日の間に、「やっぱりその提案聞くのやーめた!」という、突然ばっさり扉を閉ざされるというリアクションを取られました。(私が1人で勝手に調べていた訳ではないです。向こうも調べて欲しいと言っていました。)

今回のように、両親から調べてほしいと言われて頑張って準備していたのに、急に「やっぱりやめる」と拒否されたら、とてもがっかりしますし、「私のこと、信頼していないのかな」と感じてしまいますよね。

きっとくまさんの中には、ご両親から「調べてほしい」と頼まれたときに、
「やっと役に立てる」「両親に必要とされる」
そんな思いが少しあったのではないでしょうか。

だからこそ、いざ提案が拒否されると、役に立てなかった自分が否定されたように感じたり、「やっぱり私の気持ちは軽く見られてるんだ」と思ってしまったのだと思います。

でも実際は、ご両親が拒否するのは、くまさんの能力や気持ちの問題ではなく、ご両親の中にある不安や怖れが原因です。

・老後のことを現実的に考えるのが怖い
・誰かに頼るのに抵抗がある
・自由を奪われるように感じる
・決断する覚悟がまだできていない

そんな心の準備の問題なのです。
だから、くまさんが信頼されていないわけではありませんし、頑張りが足りなかったわけでもありません。

そして、ご両親の不安や葛藤をくまさんが代わりに解決することはできませんし、しなくていいんです。

「親は親のペースで決める。私は私でできることをやるだけ」
そう思えたら、必要以上に傷つかずにいられると思いますよ。

「親の面倒を見る役割」を手放す

>私自身は、小さいころより賢い方で優等生だったのですが、親からは自分たちのレベルよりも出来すぎていて手に負えない、どうしたらいいか分からないと思われながら育てられてきました。
>甘えられず、子ども扱いをされず成長し…

幼い頃から親の顔色を見て育ち、甘えることが許されずに育つと、「親の親」をやってしまう人も少なくありません。
親の世話をしたり、親の不安を受け止めたり、決断を代わりにしてあげたり…。

ご両親のために将来のことを調べて提案するのは、とても親思いな行動ですし、くまさんのやさしさの表れだと思います。
ですが、どこかで「私が考えてあげなきゃ」という思いはなかったでしょうか。

両親の将来を考えることは本来、子どもの役割ではありません。
親は大人であり、自分で決める力や責任を持っています。
その部分までくまさんが背負う必要はありません。

「親の面倒を見るのは私の仕事ではない」と、自分に言ってあげてください。
そしてご両親の面倒よりも、もっとご自身の人生に目を向けていきましょう!

>正直こういうことが繰り返されると、やっぱり両親とはこれ以上近づくのは面倒だなと思ってしまうのですが、それって結局何も変わっていない気もするし…

親子関係に「これが正しい距離感」という正解はありません。
近づくことが良い関係とも限らないし、距離を取ることが悪いわけでもありません。

大切なのは、自分がラクでいられる距離を選ぶことです。

それが近くても、遠くても、日によって違ってもいいんです。
自分が無理をしてまで近づく必要はありませんし、親を変えようと頑張り続ける必要もありません。

くまさんはもう、十分に頑張ってこられました。
これ以上、親の問題まで背負わなくて大丈夫です。

親は親、私は私

その線を引いて、自分の心を守っていけたら、それでいいと思います^ ^

もし、どのくらいの距離感が自分にとってラクなのか迷うときや、一人で抱えきれないなと思ったときは、カウンセリングで一緒に整理していきましょう。

カウンセリングはこちら

これからのご両親との関係が、くまさんにとって穏やかでラクなものになりますように。

ご相談ありがとうございました。

竹内えつこでした。

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