二股や複数恋愛を繰り返すのはなぜ? 選べない心の裏側と向き合うために

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パートナーシップ コンサルタント 竹内えつこです。

「どっちかなんて、選べない…」
「気づいたら、二人の人と同時に関係を持っていた」

 

そんな自分に戸惑いながら、
「私って最低なのかな」「こんな私は愛されないよね」
と、自分を責めてしまっていませんか?

二股や複数恋愛というと、「ずるい」「不誠実」といった批判的な言葉を向けられやすく、
自分でも「正しくない」とわかっているからこそ、
誰にも言えず、ひとりで抱え込んでしまう方も多いのではないでしょうか。

でも、もしかしたらそこには、“心が自分を守るための理由”があるのかもしれません。

先日のブログでは「二股された側」の視点から、その出来事の裏にある“無意識の思い込み”や“繰り返してしまう恋愛パターン”についてお話ししました。

浮気や二股される恋を繰り返すのはなぜ? 傷ついた心を癒すために大切なこと

今日は逆に、「選べない私」について、考えてみたいと思います。

今、まさに“選べない自分”に苦しんでいる方へ向けて、その背景にある心の動きや、どう向き合えばいいのかを一緒に見ていきましょう。

なぜ“選べない”状態になるのか?

「選べない」という状況は、一見わがままに見えるかもしれませんが、
実は、心が自分を守るためにバランスを取っているのかもしれません。

◯一人では満たしきれないニーズを、それぞれの相手が補ってくれている
たとえば、「安心感をくれる人」と「刺激をくれる人」のように、どちらか一方だけでは満たせない感情的なニーズがあるとき、複数の関係でバランスを取ろうとしてしまうことがあります。

◯誰かに本音を見せるのが怖くて、片方では出せない感情をもう一方に出している
ひとりの相手には言えないこと、見せられない弱さや欲求を、もう片方の相手になら出せるという場合、無意識に“役割”を分けて関係を築いていることがあります。これは心の安全地帯をつくるための防衛でもあります。

◯傷つくリスクを避けている
過去の恋愛で深く傷ついた経験があると、「また同じように傷つきたくない」という思いから、誰か一人に決めることが怖くなることがあります。複数の関係を持つことで、傷つくリスクを分散しようとするのです。

◯寂しさを一人では埋められない
心の奥に深い寂しさがあると、その寂しさを“ひとりの相手”だけでは埋めきれず、無意識に人とのつながりを増やして補おうとすることがあります。寂しさを「数」で埋めようとしている状態です。

全ては「自分を守るための選択」だったのだと思います。

「怖れ」が選べない状況を作る

人との関係が深まるほど、
・見捨てられるかもしれない
・本当の自分を知られたら嫌われるかもしれない

そんな不安が強くなることがあります。

心理学では、これを「親密感への怖れ」と呼びます。

この「親密感への怖れ」があると、心の距離が近づけば近づくほど、逆に相手との距離を取りたくなってしまいます。

本当は「愛されたい」「つながりたい」と思っていても、近づくことが怖くなってしまうのです。

そのため、

・複数の相手を作る
・自ら関係を壊してしまう

といった行動で現れることもあります。

複数の相手がいれば、それぞれに対して心の距離が近づきすぎることがなく、安心できる。

あるいは、最初から関係を壊すことを前提にして、無意識に“本気にならない恋”を選んでいるのかもしれません。

頭では「選ばなきゃ」と思っているけれど、心は「選べない」…
その背景には、「親密感への怖れ」が潜んでいることがあるのです。

私は、本当はどうしたい?

「二股をかけるなんて、私は最低だ」
「不誠実なことをしている」

そんなふうに思ってしまうときほど、強い罪悪感を感じてしまいますよね。

でも、忘れないでほしいのは、
“どちらの人にも本気の気持ちがあった”ということです。

本気で好き
どちらにも大切な気持ちがある

だからこそ、苦しいのだと思います。

人の気持ちはハッキリ白黒つけられるようなものではありません。
倫理的、社会的なルールは分かっているけど・・・でも・・・感情って、理屈では割り切れないものですよね。

だからこそ、まずは「自分の気持ちは嘘じゃなかった」と認めてあげてください。

自分の心を責めることではなく、認めた上で
「なぜ私はこの状況を選んだのか?」を考えてみましょう。

そこには様々な原因があると思います。

・寂しさ
・親密感への怖れ
・罪悪感
・無価値感
など・・・

これは人によって異なります。

「私が選べないのはなぜなんだろう?」

原因と向き合いたい方は、カウンセリングでご相談いただければと思います。

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では、そこからどうすればいいのか?

それは「選ばなきゃ」と焦ることではなく、
“本当の私は何を望んでいるのか”を問いかけてみることです。

・私は、どんな関係を築きたい?
・私は、誰といるときに安心できる?
・私は、どんな愛を受け取りたい?
・私は、どう生きたい?

誰かを選ぶ前に、自分の本音とつながること。
そこから、本当の答えが見えてくると思います。

====

二股や複数恋愛をしてしまうのは、
弱さやズルさではなく、「自分の心を守ろうとした結果」だったのかもしれません。

今はまだ選べなくてもいい。
でも、まずは「私はどうしたい?」という気持ちに意識を向けていくことが、
これからの恋愛を変えていく第一歩になると思います。

自分を責める前に、
“選べなかった私”の気持ちを、少しだけ理解してあげられたら…
きっとまた、恋に向き合う力が湧いてくるはずです。

あなたが、自分らしい愛のかたちを選べますように。

竹内えつこでした。

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