【自分自身】怒りの感情に対して恐怖心があります【お悩み相談】

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思い込みを手放して、パートナーシップを改善・再構築!

パートナーシップ コンサルタント 竹内えつこです。

今日も『ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします!

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今日のお悩みはコチラです。

怒りの感情への恐れ

怒りの感情が怖いです。

高校生の時、離婚した両親のケンカを見て、怒っててもいいことないなあ、無意味だなあと悟り、怒りの感情を意識的に・無理やり封印しました。(両親は半年程で復縁したのですが…)

数カ月怒りを我慢し続けると、全然怒らない、人当たりのいい八方美人な自分が生まれました。

最初は友達も沢山出来て楽しかったのですが、2年程経つと、怒りを無視しすぎたせいか鬱のようになり、凄く苦労しました。

はじめに怒りを封印した時から7年たち、今では怒りをなるべく放置しないようにと努めてはいますが、中々、自分自身の怒りに気付けない時もあります。

「あれ?なんでこんなに仕事集中できないのかな」

「なんだかやる気もないし、もしやまた何かイライラしてる?」

と、自分自身の感情に対して鈍感です。

はたまた、「イライラしてる」と感じた瞬間、「イライラだ。これをどうにか表現しないと」と思う反面で、「抑えないとダメだ」「なんだか怒りが溢れ出そうで怖い」と葛藤が生まれることも多々あり、頭の中はアクセルとブレーキ同時押しの状態。

いつまでも怒りに対しては変に恐怖心があります。

これを出したら大変じゃない?色々壊しちゃいそう。押さえよう!という風になってしまいます。

怒りを抑えた方が後々大変になるよって事は、鬱になったりしてるので身をもって分っているのですが、いつまでも中々怒りと上手く付き合っていけません。

怒りへの恐怖心は、どうしたら克服できますでしょうか。

ぴよこさん

思い込みを掘り下げる

ご相談ありがとうございます。

>高校生の時、離婚した両親のケンカを見て、怒っててもいいことないなあ、無意味だなあと悟り、怒りの感情を意識的に・無理やり封印しました。(両親は半年程で復縁したのですが…)

高校生の時にご両親のケンカを見て『怒りの感情は良くないもの』という思い込みができたのですね。

この『怒りの感情は良くないもの』という思い込みが原因で、怒りの感情を閉じ込めてしまったということですが・・・

ちょっと原点に戻って(?)この思い込みの裏にあるぴよこさんの想いに目を向けてみませんか?

ご両親のケンカを見て

・怒っても良いことない
・無意味

と感じたということですが、これはこう言い換えることができると思います。

・怒りは人を傷つける
・怒りは人とのコミュニケーションの妨げになる
・怒りは人を幸せにしない
・怒りを使うことにポジティブな意味はない

そして、この裏側には

・私は怒りを使って人を傷つけたくない
・私は人と良い関係を築きたい
・私は人と幸せになりたい

こんな想いがあり、そしてご両親に対しても

・怒りを使って傷つけ合わないで!
・もっと仲良くしてほしい
・両親に幸せになってほしい

こんな想いがあったのではないでしょうか。

このようにぴよこさんが持っている『怒りの感情は良くないもの』という思い込みを掘り下げていくことで、ぴよこさんの中にある『人と良い関係を築きたい』という想いや、ご両親に対する愛が見つかると思います。

思い込みが生まれた理由

ネガティブに働いている『思い込み』は、自分が2度と傷つかない為に生まれるものですが、それと同時に周りの人への愛から生まれたものでもあると私は思っています。

罪悪感の1つに『私は毒のような存在である』というものがあります。

これは何らかの出来事から生まれた『私は悪い存在だ』『私に近づくと周りの人が毒されてしまう』という思い込みですが、逆に考えると『私は悪い存在だ』『私に近づくと周りの人が毒されてしまう』と自ら思い込むことで、自分の周りの大切な人を傷つけないように守っているとも言えると思います。

ネガティブに働いている思い込みは、私たちを不自由にさせたり幸せにしなかったりしますが、不自由さや自分の幸せと引き換えにしても周りの人を守りたかった、愛したかったという想いがあったと考えることもできるのではないでしょうか。

自分を守るため、人を守るために生まれた思い込みですが、今の自分にはもう必要ないものだとしたら、それを手放していきましょう。

簡単なワークをご紹介します。

<思い込みを手放すワーク>
①手放したい思い込みを紙に書き出す

②『私は◯◯という思い込みを手放します』と宣言して、感謝と共に紙を破って捨てる

とても簡単なワークなのでやってみてください。

ポイントは『感謝と共に』ということです。

思い込みは悪いものだと思われますが、思い込みは自分の心や周りの人を守ってくれるものでしたよね。

今は自分には必要のなくなった思い込みだけど、今まで守ってくれたことに感謝して手放しましょう。

そして、ぴよこさんが思い込みを手放すプロセスで、自分の中にある優しさや愛とも繋がってもらえると良いなぁと思いました。

ぴよこさんが『怒りの感情は良くないもの』という思い込みを手放すことで、少しずつ自分の怒りを感じることができるようになってくると思いますよ。

怒りをポジティブに使う

>怒りへの恐怖心は、どうしたら克服できますでしょうか。

思い込みを手放すプロセスを進めながら、怒りに対するイメージを変えていかれると良いと思います。

今は怒りのネガティブな面ばかり見ていますが、怒りのポジティブな面ってどんなものがあると思いますか?

怒りはエネルギーであり、私たちを突き動かす『ヤル気』『情熱』の源です。

ぴよこさんの身近にリーダーシップやカリスマ性がある方っていませんか?

その人を観察していると、すごく大きなエネルギーを感じると思うんです。

リーダーシップを持っている人やカリスマ性がある人は、怒りをポジティブなエネルギーに変換しています。

だからすごくイキイキしていて人目を引くのです。

逆に怒りがない人は、段々とエネルギーがなくなって生気がなくなっていきます。

>「あれ?なんでこんなに仕事集中できないのかな」
>「なんだかやる気もないし、もしやまた何かイライラしてる?」

感情を動かされたということは、そこに自分の本音があるということだと思います。

自分の本音を知って、怒りのエネルギーををポジティブに使っていきましょう。

『私はこんなことでは負けない!』『悔しいからもっと頑張る!』というのも、怒りのエネルギーをポジティブに使えている例だと思います。

怒りをポジティブに捉えられるようになると、怒りを感じた時もそれを上手に生かしていけると思いますよ。

怒りは怖いものではなく、自分を輝かせるエネルギーなのです。

怒りの下にあるもの / ケンカの理由

最後はちょっと違う見方をしてみましょう。

ご両親はなぜ怒りをぶつけ合えたのでしょうか?

普通はあまり親しくない人に怒りをぶつけたら、怖がられるか嫌われてしまいますよね。

もしかしたらご両親の間には、怒りをぶつけ合えるほどの信頼関係があったのではないでしょうか。

自分の怒りを受け止めてくれると信じているから怒りをぶつけられるし、信頼されていると知っているから相手の怒りを受け止められるのです。

心理学では怒りは2次的感情と言われています。

怒りの下に本当の感情があるのです。

それは
・分かって欲しい
・助けて欲しい
・愛して欲しい

という感情だと言われています。

私の提供しているヒプノティックカウンセリングでは、子どもの頃の出来事をイメージの中で再体験するインナーチャイルドセラピーというイメージセラピーを行います。

高校生の時に起こったご両親のケンカを大人の視点で見にいくことで、新しい気づきが得られると思います。

ご両親はどちらも自分の気持ちを素直に相手に伝えることができず、怒りとして表現していたのかもしれません。

本当は相手に気持ちを伝えたいのに伝えられず、いつもケンカしてしまうことにジレンマを感じていたのかもしれません。

他にも色々な気づきや学びや得られると思いますよ。

ぜひ一度、ヒプノセラピーを試してみてくださいね。

イメージセラピーを通じて、子どもの頃に体験した出来事を書き換えていきましょう。

ヒプノティックカウンセリングはこちら

ご相談ありがとうございました。

竹内えつこでした。

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